これを守れば安心!失敗しない外資系転職のコツ(3)
外資系転職へのリスクを抑えるために転職エージェントを利用する
外資系企業であっても日系企業であっても転職するための方法は2つあります。「企業へ直接応募する」か「転職エージェントを使って応募する」かです。
もちろん応募したい企業が決まっている場合は応募したい企業のウェブサイトをチェックし、求人が出たタイミングで転職エージェントよりも素早く応募することができるというメリットがあります。
ただこちらの記事でも触れていますが、転職エージェントを使うと大きく3つのメリットがあります。
- 自分の強みを客観的に判断してもらえる自分がやってきたことや誇れることをまとめるのは意外と難しいと思われがちですがエージェントに相談をすることで客観的にあなたのキャリアを見てもらうことができ、自分の市場価値や強みを改めて認識することができます。
- 非公開求人や自分にあった求人を探すことができる転職エージェントは公開求人だけではなく非公開求人も扱っているエージェントもあります。また自分で求人を検索し応募をしても、採用企業が求めるスキルが求人情報とは若干違うことも多々あります。
また企業のポジションによってはウェブサイトに載せない場合もあるため、特定の企業に応募したい場合はエージェントに話をしておくといいでしょう。
キャリアコンサルタントは企業風土やどういった人をほしいのかといった企業の採用担当者から得た情報を保持しており、適正についてもアドバイスを受けることができます。 - 年収や入社日の調整など聞きにくいことを代行してもらえる直接応募を複数社すると1社ずつ面接の日程調整を企業の人事担当と直接行う必要があります。当然ですが日程の変更なども自分で行わなければなりません。転職エージェントを利用すれば応募書類の送付や日程調整もしてくれるため、在職中でも負担が軽減されます。
また希望年収や入社日の調整などデリケートな問題も転職エージェントに任せることができます。
一連の流れを転職エージェントではサポートしてくれるため、まずは転職エージェントを使い、自己分析からはじめてみるというのも手かもしれません。
転職が決まらない人に共通する性格
転職活動が長期化すると焦りと不安にさいなまれがちですが、転職が決まらない人には共通点があり、一度自分を見つめなおすことで状況が変わるかもしれません。
- 自分を過大評価している
- 主体性を持って仕事をしてきていない
- 受け身の姿勢で転職活動をしている
- 元気がなくネガティブ
- 仕事上での好き嫌いがある
もし少しでもご自身に当てはまると感じた場合は以下の記事を一読することをおすすめします。
転職までの流れ
- STEP1(英文レジュメ)
自分の履歴書を準備しましょう。外資系企業では英語で履歴書(レジュメ)の提出を求められることが多いため、日本語の履歴書・職務経歴書はもちろん、英語での履歴書もあらかじめ準備することをおすすめします。応募の際には日本語の履歴書でよかったのに、面接前に英語の履歴書を提出してくださいと言われることもあります。
英語の履歴書(レジュメ)についてはこちらの記事を参考にするといいでしょう。
- STEP2(転職の相談)
履歴書の準備が終わったら、キャリアコンサルタントへ転職の相談または求人応募です。
初めての転職でどうしたらいいかわからないという方は転職の相談をまずはしてみるのがオススメです。
もうすでに転職経験がある、またはどういった業界・ポジションに行きたいというのが明確に決まっている場合は求人応募をするのがいいでしょう。
- STEP3(キャリアコンサルタントとの面談)
最適な求人が見つかった場合、各専門分野に精通したキャリアコンサルタントより連絡をさせていただき、面談をさせていただきます。面談の場で、あなたのご経歴、スキル、適正、転職の目的・要望、希望年収を確認させていただき、一緒にキャリアプランを考えていきます。自身では気づかなかった強みを面談によって新たに発見でき、自分の履歴書をアップデートすることもできるでしょう。
- STEP4(求人紹介)
あなたのスキルを最大限活かすことのできる求人を紹介させていただきます。ロバート・ウォルターズの場合、あなたの可能性を最大限発揮できる求人を紹介します。一般的な転職情報サイトに掲載されていない非公開求人情報も提供します。あなたの応募の意思を確認し、応募の承諾を得てから、キャリアコンサルタントが応募を行います。すでに一度面談させていただいてるので、あなたの強みを積極的に採用企業様へアピールさせていただきます。
- STEP5(面接)
書類選考に通過した後の面接についてのアドバイスもキャリアコンサルタントが行いますので安心して面接に望むことができます。面接に望む前、面接当日、面接後にも準備が必要です。また外資系企業との面接では本社が海外の場合はZoomや電話を使った面接もあります。また英語を頻繁に使うポジションでなくとも外資系企業だと英語面接が入ることもあります。以下を参考にし、万全の準備で望むことをお勧めします。
面接後に採用企業からのフィードバック、希望条件の交渉もコンサルタントが代行します。あなたの希望を考慮し入社日の調整や円満退社の手続きもアドバイスします。
もちろん転職後のキャリア相談はいつでもご相談ください。
転職後に後悔しない、気をつける5つのポイント
求人を確認し自分にぴったりだと思い、実際に面接官も応募者も満足し、転職をしたのに、転職後自分と企業の間にずれがある。または自分と他のメンバーとの意見があわず対立が起こってしまった、仕事についていけないなど、自分がもともといた会社と勝手が違うため、このような問題が転職時に起こってしまいます。発生しそうな問題を事前にある程度把握し、最小限に抑え、キャリアアップに集中しましょう。
- 適応する準備をする日系企業から外資系企業への転職の場合、企業文化はまったく違う可能性があります。また同じ業界でも会社によって企業文化は大きく違います。ベテラン専門職ですら最初の数週間は苦労し、ついていけないと感じることもあります。新しい同僚や新しいオフィス、新しいシステムなど、面接官や転職コンサルタントからヒアリングを行い、発生しうる問題を想定しておきましょう。
- 忘れることを覚える新しい職場でいいスタートを切るために前の上司のことは忘れましょう。前の上司は直接あなたとやり取りをし、気軽にコミュニケーションが取れたかもしれませんが、新しい会社ではそうではないかもしれません。
特に日本企業から外資系企業へ転職すると、この違いが顕著にあらわれる傾向にあるようです。
- 何が求められているのか把握する新しい上司や部下とのコミュニケーションスタイルを把握しましょう。1対1の会議を好むのかチームの会議を好むのか。またプレゼンテーションでも全体像がわかればそれでいいのか、それとも細かい仕様まで確認をしたいのか、どんな仕事の進め方をしたいのか見極めることが大切です。
- 自分から動く転職初日に完璧に仕事をすることは不可能です。ただ細かな部分まで教えてくれる時間を設定してくれる企業も多くはありません。不明点があった場合は自分から率先して聞くようにし、誰に聞けばいいのか把握しておきましょう。
また上司が求める働き方を把握するために、率先してミーティングを組み、明確な目標を早めに設定しましょう。
- ワークライフバランス転職先が前職よりも労働時間が大幅に長くなってしまう、逆に転職したことでフレックスタイムや在宅勤務を適用することができるようになり快適に働くことができるケースもあります。
内定を承諾する前に、自分が持つ人脈から転職先を独自にリサーチすることも必要です。ただ情報によっては主観的であったり古い情報であることも多いため慎重に吟味することが必要です。
こちらの記事でさらに詳しく紹介しています。気になる方は一読してみてください。
【外資系企業転職対策コンテンツ】
- 外資系への転職にエージェントを使うメリットと後悔しないポイント
- 外資系転職エージェントを利用する3つのメリット
- 外資系への転職に転職回数は関係する?
- 未経験で外資系企業に転職するには?
- 30代で外資系に転職するために大切なポイント
- 第二新卒を採用する外資系の特徴と就活する上での注意点
- 外資系企業に転職したい女性がおさえておくポイント
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