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伝わる英文履歴書(英文レジュメ、CV/Resume)の書き方【テンプレートつき】

外資系や日系グローバル企業のポジションへ応募する際に必要となってくる英文履歴書(英文レジュメ)。日本語の履歴書は作成したことはあっても英語の履歴書となると勝手が違うため戸惑う方がほどんどではないでしょうか?

採用担当者も1日に何通も英文履歴書に目を通すため、応募者の意図があまり伝わらず、スキルはマッチしているはずなのに、希望職種の書類選考を通過できないこともあります。この記事では、英文履歴書(英文レジュメ)の書き方を例文やフォーマットから最後まで読まれるためのポイントを解説していきます。

魅力的な英語の履歴書(英文レジュメ)の書き方とコツ

目次  

1.  英文履歴書(英文レジュメ)と日本語の履歴書・職務経歴書の違いとは?

2. 「英文履歴書(英文レジュメ)」(CV /Resume)とは

3. 英文履歴書を書くときに抑えておくポイント

4. 英文履歴書テンプレート

5. 英文履歴書(英文レジュメ)の書き方と例

6. 英文履歴書を魅力的にするためのポイント

7. 英文履歴書で便利なワード

8. 英文履歴書で応募の際にはカバーレターを添える

9. 英文履歴書によくある質問

10. これで完璧!.提出前の最終チェックリスト20

 

英文履歴書(レジュメ)と日本語の履歴書・職務経歴書の違いとは?

英文履歴書には職務経歴書・履歴書の区別がない

英文履歴書は、日本語の応募書類のように履歴書と職務経歴書の2つに分けて用意する必要はありません。日本語で応募書類を作成する場合、履歴書には氏名、住所、学歴、職歴、資格などのプロフィール情報を記載し、職務経歴書には詳しい職歴とその実績や身につけたスキルなどを記載するというそれぞれの利用目的があります。英語で履歴書・職務経歴書を作成する場合は、履歴書・職務経歴書をひとつの「レジュメ(CV/Resume)」として、まとめます。また後述しますが、英文履歴書・英文職務経歴書にはテンプレートがないことも大きな違いと言えるでしょう。

英文履歴書には採用に直結する内容のみを箇条書きで記載する

英文履歴書・英文職務経歴書では、日本語の履歴書、職務経歴書と記載内容も大きく異なるため注意が必要です。まず基本的に個人情報は最低限の記入は必要ですがほとんど記載しません。例えば、「年齢」「性別」「家族構成」「健康状態」「顔写真」「趣味」「通勤時間」などの個人情報は必要ありません。もちろん現職や前職の職務内容・成果は記載しますが、「退職理由」「過去の給与、希望給与」は記入しません。ちなみに、「自己PR・志望動機」は別途「カバーレター」に記載するため、英文履歴書には記載しません。英文履歴書・職務経歴書は、「応募先企業に対して自分を採用するメリットを伝える」自分を売り込むための書類と考えるとイメージしやすいでしょう。氏名、連絡先などのほかは、「職歴」「アワードなどの表彰」「スキルの要約」など、基本的にすべて職務内容に直結する内容になります。

無駄な情報は省く

英文履歴書・英文職務経歴書において非常に重要なのが、簡潔で見やすく、わかりやすく書くということです。前述のとおり、自分を売り込む資料となります。もしあなたが採用担当だった場合、読み返してもよくわからない職務経歴書の方を採用するでしょうか?客観的にみて読みやすい履歴書づくりが大切です。

読みやすくするためのポイントとしては以下があげられます。

  • 箇条書きを使って要点のみを端的にまとめる
  • 数値表現を用いることで、人事など応募ポジションの採用担当ではない人にも自分の実績をわかりやすくアピールする
  • 主語の「I」は省略し、冗長さを回避する

などの工夫が欠かせません。外資系の企業では、効率性や実績の明確さが重要視される傾向があり、英文履歴書・職務経歴書の書き方ひとつが、書類選考の結果を左右することも多々あります。
 

日本語の履歴書についてはこちらの記事で解説しています。

転職用履歴書の書き方(テンプレートつき)

「英文履歴書(英文レジュメ)」(CV/Resume)とは

英文履歴書は、日本の一般的な履歴書と職務経歴書を合わせた形式のもので、レジュメとも呼ばれています。日本語で作成した履歴書をそのまま英文に訳す、といったものではありません。

英文履歴書に1つの決まったテンプレートはなく、3つの形式の中から活用するのが一般的

英文履歴書のテンプレートには決まったものはなく、職歴を時系列に沿って新しいものから書く『逆編年体式』、職務ごとにまとめていく『キャリア式』、両方を合わせた『混合式』が使われることが多いです。
英文の履歴書には、「氏名・連絡先」、「希望する職種」、「職歴・学歴」、「資格」の記載が基本です。そして、いかに貢献できるかアピールします。日本の履歴書では当然にある、「性別」や「年齢」は書く必要はありません。

決まった形式がないため、応募者同士が同じ職歴、スキルを持っていても、書き手によって読み手(採用担当者)にまったく違う印象を与えるため、応募者は自分なりのアピールができます。表現、言葉の使い方ひとつで明暗を分けるのが英文履歴書です。企業ごとに強調したい部分を決め使い分けるようにしましょう。

英文履歴書に書く内容は日本語の履歴書の直訳ではいけない

英文履歴書は、「CV」や「レジュメ」とも呼ばれており、日本語で作成した履歴書をそのまま英文に訳したもの、ではありません。日本語の履歴書・職務経歴書をそのまま英訳してしまうと、読みづらいだけでなく、応募者がどのような能力や特性を持っているのか上手く伝わらない内容になってしまうことが多いため、書き方には英語の履歴書らしい表現に徹したものが良いでしょう。

英文履歴書を書くときに押さえておくポイント

英文履歴書を書くときに前提として押さえておくべきポイントを解説します。

英文履歴書3つのフォーマット

英文履歴書には主に3種類の形式があります。自分の経歴やスキル、あるいは応募する職種に応じて最適なスタイルを選びましょう。

形式名 形式 メリット

Chronological Resume
(クロノロジカル・レジュメ)

学歴・職歴を時系列でまとめたもの 同じ職種や業種への応募で経歴の一貫性をアピールしやすい

Functional Resume
(ファンクショナル・レジュメ)

業績やスキルを中心にまとめたもの 専門分野の知識やスキルをアピールしやすい

Combination Resume
(コンビネーション・レジュメ)

業績やスキルをまとめたあと、学歴・職歴を記載する 異なる業種や職種への応募で知識や実績をアピールしやすい


無駄な情報は省く

レジュメは簡潔さが重要です。趣味や特技などの項目は省いて、より関連性の高い内容に絞り込みましょう。アピールしたい重要項目は上のほうに記載するよう意識してください。

学歴・職歴は新しいほうを先に

学歴や職歴は現在に近いほうから記載しましょう。日本の履歴書とは逆の並びになります。

見やすさに配慮する

採用担当者に最後まで目を通してもらえるか、しっかり内容が伝わるかを左右する要素です。見やすいフォントで統一し、箇条書きなどを活用して見やすくまとめましょう。

実績は数字で表す

実績を記載するときは数値表現を用いて誰にでも明確に理解できるように記載します。

英文履歴書テンプレート

ロバート・ウォルターズでは英文履歴書をはじめて書く方のためにテンプレートを用意しました。

前述のとおり決まったテンプレートはないため、必ずこのテンプレートを使用する必要はありませんが、はじめて書く方はこちらのテンプレートを使用してみてください。

書き方の解説を参考にしながら、自分なりに英文履歴書をまずは書いてみましょう。

英文履歴書(レジュメ)テンプレート

英文履歴書をつくる

 

テンプレートにもなる英文履歴書職種別サンプル

英文履歴書フォーマットのワンポイントアドバイス

最新のLinkedInプロファイルへのリンクを紹介に含めることをおすすめします。

英文履歴書のフォーマット

英文履歴書には日本の履歴書のように決まったフォーマットはありませんが、一般的には下記の書式が使用されます。見やすさを第一に作成しましょう。

用紙サイズ        … A4(1~2枚にまとめる)

フォント         … Times New RomanやArial

フォントサイズ … 10~12ポイント(見出しは文章よりも2ポイントほど大きく)

フォントの色  … 黒のみ

構成する項目

  • PERSONAL DATA(氏名や連絡先)
  • OBJECTIVE(履歴書送付の目的)
  • SUMMARY(経験の要約)
  • CAREER HISTORY(職歴)
  • EDUCATION(学歴)
  • QUALIFICATIONS・SPECIAL SKILLS(資格、認定された技術)
  • REFERENCE(紹介状)


英文履歴書(英文レジュメ)の書き方と例

基本的な英語の履歴書の書き方を例文を用いてまとめました。最後に英文レジュメのフォーマットもついていますので初めて英文レジュメを作成する方は書き方の参考にしてみてください。

英文履歴書を書く際のコツ

名前、住所、連絡先から始めてください。
主な連絡先を挙げておけば、採用担当者といつでも簡単に連絡を取ることができます。
履歴書の最上部に連絡先が明確に記載されていることを確認してください。

Personal Data(個人の基本情報):メールアドレスも記載

  • 生年月日(Birth date):日/月/年の順番で記入します
    (例文)01/01/1980
  • 言語(Language):母国語を初めに、語学力の高い順に記入します
    (例文)Japanese – native, English – fluent
  • 住所(Resides):番地、市区町村、都道府県、郵便番号、国名の順に記入します
    (例文)Shibuya Minami Tokyu Bldg. 14F 3-12-18 Shibuya, Shibuya-ku, Tokyo, Japan 150-0002


※また電話番号やメールアドレスなど連絡がつきやすいものを記入します
メールアドレスについてはこちらの記事を参考にするといいでしょう。
メールアドレスは書く?履歴書で注意したい7つのポイント

Education(学歴):英語・英文履歴書には最終学歴だけ書く

特別に求められない限り、応募する仕事に関係のある学歴および最終学歴だけを記入します。
入学年-卒業年、学校名称、学位、学科、専攻の順に記入します

(例文)Apr 1997 – Mar 2001 XXXXX University, Japan Bachelor of Economics

学位に関しては以下を使い分けましょう

  • 学士号: Bachelor of 学部 or 専攻 
  • 修士号: Master of 学部 or 専攻 
  • 博士号: Doctor of 学部 or 専攻 


在学中の人は学歴をどう書く?

入学年- current と記載し、在学中であることを伝えましょう。

(例文)Apr 1997 – current XXXXX University, Japan Bachelor of Economics

卒業見込みの書き方

expectedを使用して、卒業見込みであることを伝えましょう。

(例文)Apr 1997 – Mar 2018(expected) XXXXX University, Japan Bachelor of Economics

新卒・学生は英文履歴書をどう書く?

新卒や学生のインターンシップは英語の履歴書は転職用の英語の履歴書とどう違うのかですが、一般的には大きく変わりません。

異なる部分としては学歴部分に海外留学などがあれば記載する、職歴部分にはボランティアやインターンシップ、アルバイトを記載するようにしましょう。

最も違う部分はSummaryで、転職の場合は就業経験からアピールポイントを記載しますが、学生の場合は自己PRを記載することになります。

資格(Qualifications):取得年、正式名称を記載する

希望職種に関係ある検定資格や免許などを記入します
検定資格の場合は取得年、正式名称を忘れずに記入しましょう

(例文)TOEIC 700 (2005)
Systems Administrator Examination (2006)

コンピュータスキル(Computer Skills)

プログラミング言語やソフトウェア試験などを記入します

(例文)MS Word, Excel (advanced), PowerPoint

職歴(Career History)

履歴書でもっとも大事な部分です。役職及び職務内容が重要視されます
原則として最新の職歴から順に古いものへさかのぼります
以下の順で簡潔に且つ具体的にまとめましょう(専門用語・省略後は避けること)

・在籍期間
・会社名、都市名
・会社事業内容
・ポジションとその職務内容
・業績(プロジェクトとその結果)

(例文)Oct 2011 – Present

Company 1, Tokyo, Japan
Company Description, 450 employees in Japan. Global IT company
(Dec 2013 – Present)

Central HR Department
Human Resource Development
Senior Manager

・Reporting to Japan CEO and Human Resources Director
・Responsible for experienced and campus hiring

Summary(自分のキャリアの要約)

職歴とは違い、自分のキャリアを端的にまとめて説明するためのものです。特に職歴が長い方は以下のようにシンプルにまとめてアピールしましょう。

(マーケティング職の方の場合の例文)
・Strong branding knowledge and experience across various categories
・Successful management of brand management teams 

マーケティング以外にも「経理・財務」「人事」「サプライチェーン」「営業」「IT」の職種別サンプルにSummaryの例が記載されていますので参考にしてみてください。

応募するポジションが明確に決まっている場合は、求人情報を読み込み、先方が求めている人材に自分が見合っているということを記載し、応募先企業の担当者が興味を引くように書くことが重要です。

採用担当マネージャーは、履歴書のこのセクションをすばやく読むことによって、候補者がどのようなスキル・経験を提供できるか、応募している役割にふさわしいかどうかを判断します。

英文履歴書を書く上でのワンポイントアドバイス

可能な限り、求人広告で使用する形容詞と同じ形容詞を使用することを心がけましょう。

職歴や自分のキャリアを書くときに使える表現

はじめて英文履歴書を書く方は以下の表現を用いて書いてみるといいでしょう。

チームをマネジメントした経験

  • Managed ~


自分の上司と業務を行っていた場合

  • Support ~
  • Assist ~


自分で仕事を進めた、改善するなどを説明したい

  • In charge of ~
  • Responsible for ~
  • Planned ~
  • Proposed ~
  • Developed ~


CEOなどレポートラインが実績になる場合

  • Reported to ~

目標に対しての達成率や社内表彰などを述べたい場合

  • Achieved ~
  • Awarded ~
  • Won ~ award


成果を発表する

履歴書は、自分自身を売り込む手段であり、なぜあなたが応募している役割に最も適しているのかをアピールする場所です。あなたが期待される以上に貢献し、成果を上げたエピソードを書きましょう。

成果達成度が測定可能な場合は、「売上高目標を10%上回る増加率を達成した」など、必ず実際の数値を記載しましょう。また面接の際に、自分なりに工夫した点は聞かれる可能性が高いので考えておくようにしましょう。

Objective(応募するポジション・希望職種)

職歴のない新卒やキャリアチェンジにより職種を変更する方は書きましょう。近年書く人が少なくなってきているため、記載しなくても問題ありません。
記載する場合は端的にわかりやすく記載しましょう。

興味・趣味の記載(任意)

仕事以外の趣味や興味で、自分の個性について言及することができます。なお、履歴書に興味・趣味について書くことは任意で、トラブルにつながる可能性のあるものや特にない場合は記述しなくても問題ありません。

リファレンスは、要求に応じて入手可能

外資系企業や日系企業でも採用プロセスにおいて、リファレンスチェックが行われることが増えてきています。後のステージに至るまでリファレンスの連絡先の開示を気軽に行いたくない場合は、履歴書に「リファレンスは要求に応じて入手可能です」と記載しましょう。採用担当者から要請があればすぐに開示できるようにし、準備しておくことが重要です。

英文履歴書をつくる


英文履歴書を魅力的にするためのポイント

読む相手(採用担当者)を念頭に作成する

読み手(採用担当者)は数多くの職務経歴書に目を通すため、長く要点のまとまらないものにはうんざりするはずです。これもあれもと自己アピールを職歴やスキルに羅列しがちですが、伝えたいことを簡潔に、すっきりとした読みやすいものに仕上げることがカギとなります。

アピールしたい成果は説明不足にならないように

応募先企業が履歴書や職務経歴書を読む際には、応募者がこれまでの就業経験で何を達成したか、それがどのように応募している役割に関連しているかを正確に知ろうとします。 

そのため、もしあなたがビジネスの成長を牽引する責任を負っていたならば、それをどうやって実行したかを正確に述べ、達成された成果について具体的に述べましょう。 

もし同じ職場で異なる部署、市場を担当した場合は、どのプロジェクトおよびどんな社内外のステークホルダー/クライアントと仕事をしてきたか、正確な日付と共に記載すれば尚理想的です。 

通常の業務と並行して関与してきたプロジェクトやイニシアチブを詳細に説明することも、履歴書に大きな価値を付加することにつながります。


作成前・作成後に確認すべき基本的なルール

用紙サイズ・フォント

  1. 用紙はA4サイズが標準です。印刷する場合は、上質紙を使用し、白かアイボリー等の中間的な色合いを選びましょう。
  2. 派手で型破りなフォントやレイアウトは逆効果になる恐れがあります。フォントは通常のビジネス文書に使用されるシンプルで見やすいもの、レイアウトは項目ごとに分かれた読みやすいものが好まれます。

誤字・スペルミス

  1. 常に誤字・脱字がないかチェックし、作成後には第三者に確認をしてもらいましょう。
  2. 英文であるからこそ、スペルミスや文法のミスなどは避けたいところです。英語の履歴書を送るということは審査をする人は英語ネイティブの方である可能性も高く、ミスがあることがマイナスにつながることは意識しましょう。

英文履歴書ができたら添削を行いましょう

英語がネイティブではない場合、英語の履歴書は日本語と比べても書くことが難しいです。また新卒の方の場合、書く内容は新卒でも中途採用でも項目はほとんど同じですが、履歴書を書く機会もないため、一度英語ネイティブの方に添削をしてもらいましょう。

文法などの簡単な添削には英会話で添削してもらえることがあるため相談してみましょう。ただ実際の転職となった場合に、職種によっては独自の言い回しがあるため外資系転職エージェントに自分の履歴書の出来について聞いてみると、エージェントによっては添削や履歴書のアドバイスをもらえることがあるので聞いてみるといいでしょう。

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英文履歴書・レジュメ作成代行のメリットとデメリット

英文レジュメを代行で書いてくれるサービスがあります。

英文レジュメ代行のメリットは英文レジュメ作成の時間を他のことに割くことができることがあげられます。英文レジュメ代行業者に言いたいことを伝えることで形にしてくれるため非常に便利です。

ただ、英文レジュメは受ける企業によって、常に最新のものにアップデートする必要があります。受けるポジションが入社後に英語を使うポジションの場合、入社後に英語でのメールなどのやり取りも発生してきますので、もし英語が不安な方は勉強もかねてなるべく自分で作成したほうがいいでしょう。また履歴書の中から面接では質問が行われること、代行サービスの場合、専門領域を完全にカバーしているのは難しいため、言いたいことが間違っていることもでてきます。代行サービスを使っても内容は必ずチェックして提出するようにしましょう。

このようにメリットとデメリットが存在するため、英語がネイティブレベルで自信がある方や、作成する時間がない方は代行サービスを使い、英語に自信がない方、自信をつけたい方やレジュメ作成に時間がある方は勉強もかねて自分で作成してみるのがいいでしょう。

はじめての作成で心配、特に職歴部分で表現があっているのか、応募する求人に合致しているものなのかは外資系に強い転職エージェントであればアドバイスを受けられることもありますので、ぜひ相談してみてください。


英文履歴書で便利なワード

英文履歴書では、主語を省きます。したがって、動詞が一文の先頭にきます。このとき、積極的に使っていきたいのが「Action Verb」です。レジュメや職務経歴書で簡潔、かつ魅力的な表現をするのに役立ちます。

たくさんのAction Verbがありますが、その一部をご紹介しましょう。

Approve(承認する)
Direct(指揮する)
Increase(増やす)
Persuade(説得する)
Assign(任命する)
Enhance(拡張する)
Initiate(主導する)
Prepare(準備する)
Attain(達成する)
Ensure(確実にする)
Instruct(教える)
Present(提示する)
Build(構築する) Expand(拡大する) Lead(導く) Process(プロセス化する)
Complete(完成する) Expedite(促進する) Manage(管理する) Produce(生み出す)
Conduct(実行する) Facilitate(促進する) Maximize(最大化する) Propose(提案する)
Contribute(貢献する) Forecast(予測する) Minimize(最小化する) Provide(与える)
Coordinate(調整する) Formulate(形にする) Negotiate(交渉する) Reorganize(再編成する)
Create(創造する) Generate(生み出す) Operate(運用する) Research(研究する)
Demonstrate(示す) Head(先導する) Organize(組織化する) Resolve(解決する)
Design(デザインする) Identify(確認する) Participate(参加する) Revise(改訂する)
Develop(開発する) Improve(改善する) Perform(実行する) Select(選択する)

  • 部署名
     
Human Resources Department
(人事部)
Accounting Department
(経理部)
Finance Department
(財務部)
Administration Department
(総務部)
Legal Division
(法務部)
Secretary Office
(秘書室)
Corporate Planning Department
(経営企画室)
Communications/PR Department
(広報)
Manufacturing Department
(製造部)
Development Department
(開発部)
Engineering Department
(技術部)
Procurement Department
(購買部)
Overseas Department
(海外事業部)
Business Development Department
(営業促進部)
Sales Department
(営業部)
Store Development Department
(店舗開発部)

  • 役職名
     
General Manager
(本部長)
Director
(部長)
Assistant Director
(副部長)
Section Manager
(課長)
Section Chief
(室長)
Chief
(主任)
Factory Manager
(工場長)
Branch Office Manager
(支店長)

  • 職種名
     
Administrator
(総務)
Sales Representative
(営業)
Accountant
(経理)
Controller
(財務)
Advertising
(広告)
Public Relations
(広報)
Systems engineer
(システムエンジニア)
Programmer
(プログラマー)
Secretary
(秘書)
Clerk
(事務職)
Supervisor
(監督)

Engineers
(技術者)


  • 学位
     
Doctor of ~(博士) Master of ~(修士) Bachelor of ~(学士)

  • 学部学科
     
Engineering(工学) Pharmacy(薬学) Science(理学) Computer Science(情報工学)
Business Administration(経営学) Commerce(商学) Economics(経済学) Sociology(社会学)


英文履歴書で応募の際にはカバーレターを添える

通常、英文履歴書を企業に提出する際には、カバーレターと呼ばれる添え状をつけるのが一般的です。カバーレターを書くことで応募先の採用担当者は積極的にあなたの履歴書に目を通すようになり、他の応募者よりも目立ち魅力的になるでしょう。

カバーレターは3~4段落構成とし、1段落目は志望動機などの応募に至った経緯、2~3段落目はキャリアやスキルをもとにどう貢献できるか等の自己PRを記載します。最後の段落には、面接のお願いと読んでくれたことへのお礼を書きます。

カバーレターを通して、欧米のビジネスマナーに基づいた仕事力をアピールするポイントにもなります。カバーレターには詳細まで記入せず、文章は履歴書と同様に簡潔にまとめることがポイントです。また、カバーレターと履歴書のフォントをそろえると、見栄えがよくなります。
またカバーレターを書く際にはいくつかのポイントがあります。

  • 宛名は採用担当者にする
  • 応募するポジションにあわせた内容にする
  • 履歴書の内容を書くだけではなく、自分を売り込む


魅力的なカバーレターを書く方法についてはこちらにまとめてありますので参考にしてみてください。

英文履歴書を書き慣れない人は、作成に戸惑うかもしれません。外資系企業への転職に強い転職エージェントを利用すると、無料で求人案件が紹介されるだけではなく、英文履歴書作成のアドバイスを受けられることもありますので、相談してみましょう。


英文履歴書に関してよくある質問

英文履歴書の作成でよくある質問を挙げます。作成する際に困らないためにもぜひチェックしておいてください。

英検は英語で何という?

英検は英語で“The EIKEN Test in Practical English Proficiency ”です。
例えば2019年に英検1級に合格した場合、

The EIKEN Test in Practical English Proficiency Grade 1 in 2019

と記載します。

“EIKEN”という略称もありますが、採用担当者が外国人の場合、何のテストかわからないことが多いため上記のように記載しておいたほうがいいでしょう。

在籍中の職務履歴内容は、現在形で書く?

在籍中の職務を説明する文章は現在形で記載します。
Create ~、Manage(Managing) ~ 、Analyze ~

現職以前の過去の経歴を説明する文章は過去形で統一します。
Created ~ 、Managed ~、Analyzed ~

上記でご紹介した使える動詞やAction Verbsをこのルールできちんと使い分けましょう。

書くべきでない項目はある?

レジュメに必ず入れておきたい項目は上記の「英文履歴書のフォーマット」の構成として解説しました。一方で、日本の履歴書では記載することがあっても英文履歴書には書かない項目があります。レジュメには応募職種に直結する内容だけを記載しましょう。

【書かない項目】

  • 生年月日
  • 年齢
  • 性別
  • 家族構成
  • 健康状態
  • 顔写真
  • 退職理由
  • 過去の給与、希望給与
  • 署名や作成した日付
  • 通勤時間
  • 自己PR(カバーレターに記載)
  • 志望動機(カバーレターに記載)


これで完璧!提出前の最終チェックリスト20

日系グローバル企業や外資系企業への転職も珍しくなくなったとはいえ、英文履歴書の作成に慣れている人は多くありません。初めて英文履歴書を作成した場合、半角全角を混在して使ってしまったり、スペルミスに気付かず提出してしまったりと、基本的な部分で採用担当者からの評価を下げてしまいがちです。そこで、多くの人が英文履歴書・職務経歴書を作成するときに犯しがちなミスを防ぐためのチェックリストが下記にまとめました。提出前の最終確認にぜひご活用ください。

  1. スペルミスや文法ミスがないか
  2. 文頭は大文字から始まっているか
  3. 丸囲み文字・全角での数字・記号を使用していないか
  4. 数字はアラビア数字(1、2、3の形)で記載されているか
  5. 意味のないテキストの装飾などをしていないか
  6. ピリオドの打ち忘れはないか(ピリオドを使用する場合)
  7. 氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどの連絡先が正確に記載されているか
  8. 配偶者の有無、写真など、必要以上の個人情報は記載していないか※応募先企業から写真を求められている場合は除く
  9. 職歴や学歴は新しいものから記載されているか。クロノロジカル式を除く
  10. 各項目は箇条書きで簡潔に記載されているか
  11. 応募しているポジションの職務内容・希望に沿った内容が記載されているか
  12. 退職理由など、不要な情報は書かれていないか
  13. 文章は動詞(Action Verb)から始まっているか
  14. 単語、表現、文章などの繰り返し使用はないか
  15. 余白を多めに取り、採用担当者が読みやすくなるように工夫されているか
  16. 明瞭簡潔かつ自分をアピールできる内容になっているか
  17. ファイル名は履歴書だとわかる適切な名前になっているか。
  18. メールアドレスは個人のものになっているか
  19. 以前に応募した企業名などが記載されていないか
  20. 転職エージェントを利用している場合、エージェントにチェックしてもらったか

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