グローバルな視点でキャリアを築く：留学の価値と可能性

海外留学を通じて得られるスキルや経験は、キャリア形成にどのような影響を与えるのでしょうか？

今回は、ロバート・ウォルターズ・ジャパンで海外からの転職を支援しているAyako Shimizu（以下、Shimizu）と、EF（Education First）でセールス・ディレクターを務めるReina Araki（以下、Araki）さんが、海外経験を活かしたキャリア構築について語ります。

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インタビュー内容

Shimizu：皆さんこんにちは、ロバート・ウォルターズの清水です。本日は海外留学プログラムを提供しているEF社の荒木れいなさんに、「キャリアに活きる留学」についてお話を伺います。荒木さん、自己紹介をお願いいたします。

Araki：海外留学EFの荒木れいなと申します。EFは「教育を通じて世界を開く」というミッションのもと、世界110カ国・600拠点以上に展開する教育機関です。先月、設立60周年を迎えました。

Shimizu：おめでとうございます。

Araki：ありがとうございます。EFでは、中高生から社会人、シニア世代まで幅広い層を対象に、語学留学だけでなく、海外進学やワーキングホリデー、キャリア特化型コースなど、さまざまなプログラムを提供しています。

Shimizu：最近、帰国される方の相談が増えていますが、逆に今、海外留学を希望される方も増えているのでしょうか？

Araki：はい。特に社会人の方からのお問い合わせは、例年に比べて増えています。

Shimizu：その方たちのモチベーションには、どんな傾向がありますか？

Araki：単純に留学に行ってみたいという思いの方もいれば、キャリアアップに活かしたいという社会人の方もいらっしゃいます。学生時代に留学の機会がなかったため、大人になってからその夢を叶えたいという方も多いです。

Shimizu：英語を学んだあと、現地での就職を目指す方も多いのでしょうか？

Araki：中には現地就職を希望される方もいらっしゃいますが、多くの方は帰国後にその経験をキャリアアップに活かしたいと考えています。帰国後のキャリアについては、どのような希望を持たれる方が多いですか？

Shimizu：フラットな職場環境を求める方が多いです。留学を通じて意見を言いやすい環境を経験された方は、そうした働き方を望まれます。また、英語力を活かして、海外と関われる仕事やグローバルな職場を選ばれる方が多いです。

留学を通じて得られるスキルにはどのようなものがありますか？

Araki：語学力はもちろん、異文化理解力、主体性、積極性、自分の意見を発信する力が養われます。これらのスキルは仕事に活かせるのでしょうか？

Shimizu：はい。例えば、海外営業や海外拠点の統括などでは英語力が必要ですし、多様なバックグラウンドの方と仕事をする際には、相手の背景を理解した上でのコミュニケーション力や交渉力が重要になります。こうしたスキルは越境ビジネスにおいて非常に重要です。

では、EFの留学を通じて成長された方のエピソードを教えていただけますか？

Araki：社会人の方の場合、留学前は転職や再就職に不安を抱えている方も多いですが、帰国後に希望の職に就かれた方もいらっしゃいます。英語力を活かして活躍されている方や、海外赴任された方もいます。

Shimizu：以前EFとご一緒したセミナーでは、イギリスへ留学された参加者の方が弊社のサポートを受けて、留学後に海外本社とやり取りする仕事に就かれた例もありました。

Araki：社会人の方の中には不安を感じる方もいらっしゃいますが、EFを通じて留学された多くの方が「行ってよかった」とおっしゃいます。仕事を辞めたり、休職したりして留学に行くのは勇気が必要ですが、それだけ語学力や海外での経験が得られる価値のあることです。ぜひ一歩踏み出してほしいと思います。

Shimizu：留学経験がキャリアに活きるのか不安に感じている方もいらっしゃると思いますが、私がお話を伺ってきた限りでは、今海外で活躍されている方々は、どこかのタイミングで勇気を出して日本を飛び出しています。1～2年のキャリアブランクがあっても、それが大きなマイナスになることは少ないです。人生は一度きり。ぜひチャレンジしてみてください。キャリア支援は、ロバート・ウォルターズがしっかりサポートいたします。

海外にお住まいで帰国後のキャリアについて相談されたい方は、ぜひこちらからお問い合わせください。