Zoom面接(Web面接)を成功させる6つのポイント

最近はリモートでの面接も頻繁に行われるようになっており、オンラインでスムーズにWeb面接へ参加できるように準備することも重要になってきております。
世界の主要企業の採用責任者はWeb面接で適切にふるまうことの重要性も強調しており、同時にWebでの面接にスムーズに参加するための重要なヒントも提供しております。
なかでも多くの企業が活用しているコミュニケーションツール「Zoom」での面接対策をご紹介していきます。あらゆる面接において準備は重要ですが、Zoom面接には多少異なるアプローチが必要となる場合があります。
Web面接で使われるコミュニケーションツール「Zoom」とは?
Zoom(ズーム)とは、アメリカ合衆国に本社をおく「Zoomビデオコミュニケーションズ」が提供する、PC・スマホ・タブレットから、複数人で映像と音声をやり取りできるWebミーティングシステムです。HDビデオと音声に対応しているので、高品質な映像と音声で、ストレスのない遠隔コミュニケーションを可能にしています。全世界で利用されているWebミーティングツールで、近年では特に注目され、その利用用途や規模はさまざまです。オンラインミーティングや大人数が同時に視聴できるセミナーでもZoomを使う場面が増えてきました
転職活動の場面でも、無料でWeb面接をすることができるため、使用されることが一般的になってきています。企業からZoom面接の連絡が来た際には、まずはZoomアカウントを取得しましょう。面接当日は事前に以下のポイントをチェックし面接に臨みましょう。
Zoom面接を受ける前に
事前にZoomアカウントを登録しておくといいでしょう。面接の場合、Zoomに登録する名前は自分自身の名前等適切なものにしておきましょう。後述しますが、一度きりの面接のみであればアカウントの作成は必ずしも必須ではありません。ただし、面接直前にZoomにアクセス登録し、操作方法や勝手がわからないまま面接に臨むということはないようにしっかり準備しておくのが好ましいでしょう。
面接前日にZoomのアップデートがないか確認する
Zoomを起動した途端、ソフトウェアのアップデートが始まってしまい、面接予定時間にログインできなかったということがないよう、前日には一度Zoomのアプリやブラウザ画面を起動するようにしましょう。
Zoomのアカウントは作成しなくてもいい?
Zoomアカウントは、次回の面接や他の機会に再度使用する場合に備え、登録しておいた方がスムーズですが、アカウント登録をしなくても面接を受けることは可能です。Zoom面接では、パソコンの場合はURLへのアクセスのみ、スマートフォンとタブレットであればアプリをダウンロードした上でURLにアクセスすると面接に参加できます。主催者(面接官側)にミーティングURLを送付してもらっており、面接の場面でのみZoomを使用する方は、アカウントを作成する必要はありません。
Zoom面接ではPCを使う
Zoom面接にはスマートフォンではなく、PCを使いましょう。PCにカメラがあるか、きちんと動作するのか、を事前に確認しておきましょう。もしも自分のPCにカメラ機能がついていない場合は、事前に採用企業に連絡をし、スマホのカメラを使用する、もしくはカメラ無しで面接に臨んでも問題ないかを確認しましょう。スマートフォンのカメラを使用する場合、面接中にスマートフォンを手で持ちながら面接することがないよう、固定するものを準備しておきましょう。
Zoom面接を受けるにあたって
Zoom会議のURLに10分前にはログインしておく
面接開始時間にログインすると、すでに企業の担当がログインしていることがあります。面接時間に遅刻とも捉えられないため、なるべくZoomは面接時間の10分前、遅くとも5分前にはログイン状態にしておきましょう。基本的に面接の場合は応募先企業にてZoomミーティングのURLを発行してもらえます。自分が面接主催者本人ではない場合、応募先企業の面接官が承認後にZoomミーティングに入室できる場合が多いです。その場合には、承認が下りた段階でミーティングに参加できるようになります。入室したらすぐに、カメラがオンになっているか、マイクはミュートになっていないか確認し、面接を開始しましょう。
英語で海外の方とZoom面接をするときの注意
海外の方とZoom面接をする際には、会話の音声が届くまでのスピードが遅くなったり、ときには音声がどうしても聞き取りにくかったりする場面も少なくはありません。いつもより意識的に大きな声ではっきりと話すようにしましょう。もちろん聞き取れない場合は臆せず聞き取れなかったと先方に伝えもう一度話してもらうようにしましょう。
1.WEB面接を受ける際の服装はプロフェッショナルさを意識する
対面式の面接と同じく、プロフェッショナルな服装で臨んでください。男性であれば上下スーツ、白いワイシャツ、ネクタイもきちんと締めましょう。女性はジャケットを着用し、面接にふさわしい格好で望むのがいいでしょう。
これによりあなた自身が緊張感を持って面接に参加することができ、カメラの前で立ち上がったり、動いたりしなければならない場合も、通常の面接と同じように振る舞うことができます。服の色やデザインに細かな指定はないはずですが、あまり華美にならず、好印象を持ってもらえるようなシンプルなコーディネートが良いでしょう。
2.相手に集中する
面接が開始すると対面式と同じように面接が進んでいきます。まずはお互いにマイク及びカメラのチェックから行われます。問題がなければ自己紹介などの挨拶をして面接スタートです。はじめてZoomを使う人は事前にZoomのカメラチェック、マイクチェックを済ませておきましょう。
画面上に写る自分の姿ではなく、カメラを見ることで、相手から面接に集中しているように見えます。姿勢よく、カメラに向かって多少前傾することで、アイコンタクトが増え、面接担当者があなたの表情をよりはっきりと確認できます。
逆に目線を外すと集中して話を聞いていないように見えてしまうため、相槌をうつ、うなずくなど印象を悪化させないようにしましょう。
3.周りの環境(WEB面接を行う場所)を準備する
面接に臨む環境としては、周りに無駄なものがなく、面接にふさわしい環境であるように準備してください。後ろには何もないか、落ち着いた背景を設定するのがベストです。面接前に、照明の角度を調整して自分に影がかからないようにし、車の音、電話の音、人の話し声といった雑音を最小限に抑えられる部屋で面接に臨んでください。
また、やむを得ず周りに人がいる場合は、面接に参加することを通知して、面接が中断することのないようにしてください。Zoomでは背景画像も設定できるため、面接にふさわしくないような背景が映り込んでしまいそうな場合は、背景のぼかし機能を使うか、事前にシンプルな画像などをZoomにアップロードして備えるのもいいでしょう。
4.メモに頼らない・履歴書は必ず手元に置く・共有したいものは準備する
Zoomでの面接でメモを用意しておくと非常に便利ではありますが、メモの使用は最小限に抑えてください。メモを読んだり、準備したことをそのまま話したりすると、自然な会話の流れが止まり、あなた自身が面接に望む準備できていないように見えます。
フレーズを準備しておき、最後に話し忘れがないか確認する程度にしておきましょう。あまりにもメモが多いと紙の音が相手に伝わった場合に心象が悪くなってしまう恐れがあります。
印刷した紙の履歴書に加え、その他の必要となる文書を手元に準備しておいてください。面接担当者に資料を共有しなければならない場合に備えて、メールツールやチャット機能を立ち上げておくことも有効です。
また受ける企業のウェブサイトやSNS、自分のキャリアを説明する上で共有したいものがある場合、稀にではありますが、Zoomのチャット機能で共有をすることもありますので、準備をしておきましょう。
5.技術的な問題に備える
インターネット環境がZoom面接に耐えられるのか確認をしてください。スマートフォンの使用やテザリングでのZoom面接を行う場合は止まってしまう可能性もありますので、面接では推奨できません。面接途中でZoomが止まってしまうことがないようにあらかじめ準備をしておきましょう。
インターネットの接続が弱かったり、途切れたりするなどの技術的な問題が発生した場合は、面接担当者に質問を繰り返してもらえるよう頼んでください。
問題が解消しない場合は、そのことを丁寧に伝え、自分が原因の場合は、一度退出し、再接続することをお願いしましょう。明らかに面接官側が原因の場合、重要な情報を逃すことのないようネットワークに再接続してもらうことが可能か相手に依頼するのもいいかもしれませんします。また、自分の話し声のスピードとトーンをチェックすることで、回線を通じて伝わる声の遅れに対応することができます。面接の前に機材をテストしておくといいでしょう。
6.適切に面談を締めくくる
対面式の面接と同様に、最後に自分の強調したいポイントをまとめ、面接担当者に感謝を述べ、次のステップについて確認しましょう。
また、最後の挨拶を終え、Zoomミーティングから退室するまでが面接ですので、最後まで気を抜かないようにしましょう。
Zoomでの面接は日程に余裕がない場合もすぐに話をすることができるため、この面接方法は対面式の一次面接に代わって頻繁に行われるようになっています。
その他のZoom面接で意識したいマナー
Zoomに登録する名前とプロフィール写真
第一印象のためには登録名とプロフィール写真が重要です。ご自身がプロフェッショナルに見えるようなZoom名と写真を使用しましょう。
登録名はキャラクター名などにせず、自身だとわかるようなものに変更しましょう。プロフィール写真についても自分の写真を使用するなど面接用にカスタマイズをしましょう。
ボディーランゲージ
Webカメラを調節して、面接担当者があなたの表情と、できれば肩ぐらいまでの範囲を見ることができるように調節してください。可能な場合は、机の後ろに座ることで、対面式の面接のような環境を作り出す必要があります。
ヘッドフォン
ヘッドフォンを使用したほうが、通常のスピーカーを使用するよりも音声が明瞭で、はっきりと声が聞こえます。ヘッドフォンを使用する場合は、面接担当者の気が散らないよう、目立たないヘッドフォンを使用してください。
まとめ
ニューノーマルやハイブリッド出社、Web面接など新しい働き方や採用方法が浸透してきた最近。Zoomミーティングを使用した面接も当たり前になりつつある中で、Zoomを使いこなして、転職活動を成功させましょう。
Zoomはアカウントを作成しなくても気軽に参加できるため、比較的使いやすいオンラインコミュニケーションツールだと言えるでしょう。
備わった機能性を十分に活用したい場合には、サインアップしてアカウントを作成し、自分の使いやすいようにカスタマイズしてください。
Web面接のマナーやコツに関する記事も参考にしながら、安心して面接に挑んでください。
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