会社選びでは企業文化も重要

求人情報を見た時は自分のスキルにぴったり一致するように思え、転職者も面接官も満足したのに、転職後、自分と企業の思惑が明らかにずれている、または自分がチームの一員だと実感できず、特定の問題のせいで他のメンバーとの間に対立が起きている。そんな場合があります。
転職者にとっても経営者にとっても、企業文化は一般に思われている以上に重要です。企業文化や価値観が、オフィス内の力学や社内の倫理基準、経営陣の態度に影響を与えます。企業文化になじめない社員は、結局は退社をしたり、生産性が低下してしまいます。だからこそ、自分に合った社風の会社を選ぶことが、給与水準や仕事内容と同じくらい重要なのです。
企業文化とは何か?
企業文化とは一般に、ある組織の姿勢、習慣、信念を指します。企業文化は業種や日系企業か外資系企業かによって対照的で、同じ業界でも会社によって大きく異なります。経営幹部との距離感から、上司が新規採用者にどの程度の自発性を期待するかまで、そもそもの想定にばらつきがあります。転職先に採用されても、考え方の違いのせいで入社直後から自分だけよそ者のように感じたり、会社側からチーム内に不適合者がいると思われたりしかねません。
ワークライフバランスの重要性
中途採用された社員が、新たな職種の労働時間が前職より大幅に長いと感じることもあれば、フレックスタイムや在宅勤務の柔軟な導入に、こんなにも企業間で差があるのかと感じることもあります。
面接段階では、求職者がその仕事に最適である理由を示すだけでなく、自分が楽しく働けるよう、企業文化や経営体制、その他の要素に関しできる限り情報を引き出すことも大切になります。
内定を承諾する前に、個人的な人脈を使って転職先を独自にリサーチすることも必要です。とはいえ情報が主観的だったり古かったり、自分が働く部署・チームとあまり関係ない場合もあるため、こうして得た情報は常に慎重に吟味した方がいいでしょう。
転職コンサルタントの力を借りる
将来的に企業文化との不適合を避けるため、転職コンサルタントが有益な情報源になることもあります。彼らは転職先企業や未来の上司と関係を持っているため、定期的にコンサルタントとは連絡をとりましょう。コンサルタントの洞察力をもとに、転職先企業の詳細や社風が自分の希望に合うかといった情報が入手できます。
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