業界・職種別: 求められる本当の英語力(3)

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<製造> 

自動車

[エンジニア]

技術力に秀でている人材に限っては、技術力があれば検討されることもあります。エンジニア職全体の3割前後は技術力優勢な人材が占め、そのほかは英語力優勢な人材であるという会社もあります。また、勤務地が本社か地方の生産拠点かで求められる英語レベルが異なるといった傾向も見られます。

本社勤務の場合は、海外拠点とのコミュニケーションが日常的に発生するため、専門用語を用いての英語の「読み書き」に加えて日常会話程度の英会話能力が求められます。地方の生産拠点勤務の場合は技術力に秀でている人材の場合は英語ができなくても技術力優先で採用されるケースもありますが、昇進につれて英語力が必要になるため、キャリア形成上は入社後に英語力を向上させることが重要なカギとなります。

 英語力: Conversational ~ Business
 

[営業]

営業業務の実務である日本人客への折衝、交渉が主な仕事となるジュニアレベルでは、「日常会話が理解できる」レベルの英語力で入社し、昇進までに英語を磨く方も少なくありません。上司にあたる中堅レベル以上では、国内営業業務に加えて、グローバル本社など海外拠点へのレポートが日常的に発生するため英語力が不可欠です。

 英語力: Conversational ~ Business
 

[マネージャー (上級管理職~プロジェクトマネジャー)] 

海外拠点との報告、ディスカッションが業務の大部分を占めることから、英語での流暢なコミュニケーションが不可欠です。

 英語力: Business ~ Fluent
 

メーカー(電気/電子/機械)

[エンジニア]

英語を用いた実務経験が不可欠です。外資系企業の技術職では、仕様書・図面(BoM)が全て英語なため、専門用語を含む文書を扱える英語読解力が求められます。また、リペア時の部品調達も海外拠点のカウンターパートとのコミュニケーションを通じて自らこなす必要があるので、英文メールの「読み書き」スキル、Webミーティングに参加し得る程度の会話スキルが求められます。

 英語力: Conversational ~ Business
 

[営業]

営業業務の実務である日本人客への折衝、交渉が主な仕事となるジュニアレベルでは、「日常会話が理解できる」レベルの英語力で入社し、昇進までに英語を磨く方も少なくありません。上司にあたる中堅レベル以上では、国内営業業務に加えて、グローバル本社など海外拠点へのレポートが日常的に発生するため英語力が不可欠です。

 英語力: Conversational ~ Business
 

[マネージャー (上級管理職~プロジェクトマネジャー)] 

海外拠点との報告、ディスカッションが業務の大部分を占めることから、英語での流暢なコミュニケーションが不可欠です。

 英語力: Business ~ Fluent
 

エネルギー・インフラ

[営業]

太陽光発電、風力発電などの再生可能エネルギー分野の営業職では多くの場合、管理職、カントリーマネージャ-など外国人上司がレポートラインになります。営業戦略について日常的に積極的な議論を交わす必要があるため、ビジネスレベルの英語力が求められます。

 英語力: Business
 

[エンジニア]

土木・電気エンジニアの場合、日常的なレポーティングが中心となることから会話レベルで十分なことも少なくありません。一方で、ビジネスレベルまたはネイティブに次ぐ流暢な英語力をつかって外国人エンジニア、日本人エンジニア、関係当局それぞれと連携を図りプロジェクトマネジャーを担えるエンジニアへの引き合いは常に高く、重宝される存在となっています。

 英語力: Conversational ~ Fluent
 

化学

[営業]
海外との電話会議、メールでのレポーティングの業務が日常的にあります。そのため当社でご紹介する求人のうち、中間管理職の約8割、ジュニアポジションの5~6割、技術職の3割前後で、ビジネスレベルの英語力が求められています。

 英語力: Conversational ~ Business
 

[技術]
電話会議での発表、ディスカッションなどは少なく、英語を使うシーンは主にE-mailでのコミュニケーションなため会話レベルの英語力があれば対応できます。化学分野の専門用語は日本でも英単語が常用されていることから、日常英語では会話レベルでも専門用語にはなじみがあるといった方が多いようです。

これは化学分野に限ったことではないですが、多くの日本人が、自身の英語力を実際よりも低く認識しているようです。ビジネスレベルの人が「会話レベル」、とても堪能な人が「ビジネスレベル」といった具合に、応募の際に英語レベルを下げて売り込んでしまっていることも少なくありません。英語力そのものだけでなく、「自信」を向上させることが鍵になります。

英語に自信がない方でも、転職後に英語力を向上させたいという意向があるだけでも評価されます。また、中には社内トレーニングの一環として、英語レッスンが受講できる会社もあります。

 英語力: Conversational ~ Business
 

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