退職届を作成する際に、用紙選びに困ってしまう方もいるでしょう。今回は、退職届に適した用紙の選び方について解説します。加えて、退職届に最も適した用紙のサイズ・種類、購入できる場所や、代替品についても解説していきます。
目次 |
1.退職届の用紙で使われる一般的サイズ |
サイズ | B5(182×257mm) | A4(210×297mm) |
対応する封筒 | 長形4号(90×205mm) | 長形3号(120×235mm) |
退職届に使用される用紙のサイズは、B5(182×257mm)かA4(210×297mm)が一般的です。対応封筒は、三つ折りにした際のサイズが想定されています。そのためA4サイズの場合は長形3号、B5サイズの場合は長形4号の封筒を使うとよいでしょう。手渡しでなく、郵送の場合にはさらにもう一回り大きいサイズの封筒が適しています。
B5サイズの用紙は比較的コンパクトなのが特徴です。三つ折りにすると、長形4号の封筒が対応します。内ポケットに入れられるサイズであるため、持ち運びには苦労しないでしょう。直接手渡しする際に、すぐ取り出せるのは大きなメリットです。
A4サイズは入手しやすいという利点があります。自宅にプリンターがあり、仕事やプライベートで使用しているという人は、自宅でもすぐに退職届を作成することができるでしょう。退職届のテンプレートをダウンロードすれば、簡単に作成できるので、おすすめです。
退職届に使用する用紙は、コピー用紙か白い便せんが一般的です。会社に提出する書類であるため、ビジネスシーンに不向きな柄入りの用紙や、イラスト入りの用紙は使用できないので注意しましょう。
退職届本文の書き方に不安がある方は、文具店などで購入できる退職届専用用紙がおすすめです。専用用紙の場合、退職届の書き方テンプレートがついてきます。
しかし会社によっては、退職届を作成する際に指定のフォーマットがある場合もあります。退職届作成の前に、しっかり確認しておきましょう。
一般的に使用されているコピー用紙でも、退職届を作成できます。自宅にA4かB5のコピー用紙がある方は、パソコンで退職届を作成し、それをそのままプリントアウトしても問題ありません。
ただし、わら半紙のようなざら紙や再生紙、色付きの用紙は、そもそもビジネス文書向きではありません。退職届には使用しないようにしましょう。
退職届を手書きで作成する場合には、白紙に罫線が入った便せんを使用しても構いません。ただ、やはりビジネスシーンに不向きな柄や、イラストがある便せんの使用は避けましょう。
便せんを使用する際に気を付けたいのが、小さなイラストやロゴが入っていないかどうかです。ビジネスに不向きな可愛らしいワンポイントマークや、ビジネスホテルのロゴマークが入っていたというケースも多々見受けられます。便せんの細部にわたってよく確認するようにしましょう。
退職届専用の用紙には、注意事項や形式ルールがまとめられている「書き方ガイド」が同封されています。用紙と封筒がセットになって売っているものもあり、別々に用意する手間が省けて便利です。
用紙によっては横書き記入のものも存在するため、自分が横書き・縦書きのどちらで作成したいか決定してから購入するとよいでしょう。
会社によっては、文面があらかじめ記載された所定のフォーマットが設けられていることもあります。また指定の形式がある場合、用紙の種類やサイズが決められているのが一般的です。
事前に社内の共有フォルダを確認するか、人事部に確認をとるとよいでしょう。
また、会社所定の用紙を使わなければならないという法的根拠はありませんが、所定の用紙を使うかどうか迷った場合は、人事部に相談し、スムーズに退職手続きを行えるようにしましょう。。
退職届の主な購入場所 |
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文具店 | 退職届に必要な道具を一式購入可能です。 |
100円均一ショップ・スーパーマーケット・デパート等 | 無地のコピー用紙、もしくは退職届一式がおいてあるショップもあります。 |
コンビニ | 24時間営業ですが、欲しいサイズの封筒や用紙が見つからない場合もあります。 |
ネット通販 | 一般的な用紙だけでなく退職届専用用紙も購入可能です。 |
退職届の用紙は、身近なお店やネットで購入することができます。
文具店では白便せんやコピー用紙など豊富な種類から用紙を選ぶことができます。また用紙の他に必要な封筒やペンなど必要なものが一式購入できるのでおすすめです。
コンビニの中には、文房具コーナーで白便せんが売られているところもあります。24時間営業のため、好きなタイミングで購入でき、利便性に優れています。しかしそもそも用紙が販売されていない店舗もあるので注意しましょう。
「直接購入しに行く時間がない」という人は、ネット通販を利用しましょう。主なECサイトを利用すれば、時間も場所も関係なく購入できて便利です。ただ配送までに時間がかかることもあります。時間には余裕をもって購入を検討してみましょう。
時間がなく、今すぐにでも退職届を作成したい方はテンプレートから印刷することをおすすめします。本サイトでは退職届のテンプレートをご用意しています。ぜひダウンロードしてみてください。
退職届の用紙を買うときは、サイズと種類を確認して、ビジネスシーンに適したものを選びましょう。退職届は企業側に提出する最後の正式な書類です。適切な用紙、書式で退職届を作成し、円満退職を実現。転職に向けて気持ちを切り替えていきましょう。
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