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在職中の履歴書の書き方 - 記入事項や雇用形態別の書き方など

転職活動で重要になるのが履歴書ですが、在職中の場合はどのような記入が適切なのでしょうか?転職活動の際には、好印象を与える適切な履歴書の書き方を身に着けておきたいものです。この記事では、在職中の方へ履歴書の適切な書き方についてご紹介します。

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在職中の履歴書(職歴欄)の書き方

契約社員、パート、アルバイト
派遣社員
フリーランス

在職中の履歴書は退職、入社の予定日を記入する(決まっていれば)

在職中の履歴書は応答しやすい時間帯と連絡方法を記入する

在職中に社名が変わったら新旧両方の名前を記入する

履歴書に在職中と書いて良いのか迷う4つの期間、判断方法

履歴書の書き方を知って在職中の現状を分かりやすく伝えましょう

在職中の履歴書(職歴欄)の書き方

転職活動において最初のステップとなるのが、履歴書の作成です。在職中に転職活動を始めることで、経済的に余裕をもって仕事を探すことができます。また経歴にブランクができないこともメリットの1つといえるでしょう。

ここでは在職中に転職活動を希望されている方へ、履歴書の職歴欄についての書き方と記入例を紹介していきます。正社員以外の雇用形態での書き方も解説していますので、状況に合わせた書き方も確認してみましょう。

また転職活動をこれから検討という方は、以下の記事で、在職中の転職活動のメリット・デメリットを解説しています。在職中の転職活動について気になられる方は、こちらも合わせて確認しておきましょう。
在職中に転職活動をするべき?メリット・デメリットとは

基本的な書き方

在職中の場合、入社年月と会社名の後に「在職中」、もしくは「現在に至る」と記載するのが一般的です。最後に改行して「以上」と締めるのが好ましいとされています。これらの記載がない場合、離職中と理解される可能性もありますので、書き方に迷ったら「現在に至る」を記載するといいでしょう。もしくは転職エージェントと相談しながら決めていくのも方法の一つです。

【記入例1】

職歴
2019 4 株式会社○○入社 在職中
    以上

【記入例2】

職歴
2019 4 株式会社○○入社 
    現在に至る
    以上

職務内容を載せる書き方

職歴欄に職務内容を記載したい場合は、社名の後に改行して記入します。また職務内容の後に、改行したうえで「現在に至る」と記入することも可能です。最後はもう一度改行して「以上」で締めます。

【記入例】

職歴
2019 4 株式会社○○入社 
    通信機器製造業 従業員数320名
    研究開発課に配属 製品の改良・開発、製造スケジュール管理
    現在に至る
    以上

正社員以外の雇用形態で在職中における書き方

契約社員、パート、アルバイト

履歴書に職歴として記載すべき契約や短期の仕事は、3ヶ月以上就業した経歴を記入しましょう。またその際に応募先企業の職務内容に関連するものを記載するといいでしょう。記入の際は「契約社員」と明記します。パートやアルバイトの職歴も契約社員の書き方と同様に記載します。

【記入例】

職歴
2019 4 株式会社○○ 契約社員として入社 在職中
    経理部にて経理アシスタントとして従事
    以上

派遣社員

派遣社員としての経歴の持ち主は、採用担当者に仕事内容と経験が理解できるよう、細部まで記入します。派遣登録先の「派遣元」、就業している「派遣先」、さらに「業務内容」「就業期間」まで詳しく記載しましょう。

【記入例】

職歴
2019 4 株式会社○○ 派遣スタッフとして登録 以下の業務に従事
    派遣先事業内容:外資系医薬品メーカー
    職務内容:会議の運営サポート・準備 資料作成 人事関連業務
    現在に至る(2019年10月で派遣期間満了予定)
    以上

フリーランス

フリーランスの場合、「委託された企業名」、「業務受注した企業名」と「業務内容」と「期間」を明記します。企業名を公表できない場合は、業務内容と期間を記載しておきます。

【記入例】

職歴
2019 4 フリーランスとして○○業務に従事
    取引先企業Aより△△業務を請けおい、下記案件に携わる
    企業B □□業務 期間○ヶ月
    企業C □□業務 期間○ヶ月
    現在に至る
    以上

ダブルワークをしている場合の書き方

ダブルワークをしている場合、少数なら時系列順に列挙しましょう。職数が多い場合は、まとめて記載することも可能です。現在ダブルワークをしている場合は上記の基本的な書き方で紹介したものと同じように記載します。過去にダブルワークをしていた場合は会社ごとに入社と退社を書くとわかりやすいでしょう。

【記入例1】現在ダブルワークしている場合

職歴
2019 4 株式会社○○ 契約社員として入社
    経理部にて給料・保険管理業務に従事
2019 10 株式会社○○ 契約社員として入社
    営業部にて営業事務アシスタント業務に従事
    現在に至る
    以上

【記入例2】過去にダブルワークしていた場合

職歴
2019 4 株式会社○○ 契約社員として入社
2019 10 株式会社○○ 退職
2019 5 株式会社□□ 契約社員として入社
2019 9 株式会社□□ 退職
    現在に至る
    以上

【記入例3】ダブルワークが多い場合

職歴
2019 4 5社でパートタイム勤務
2019 6 株式会社○○ 契約社員として入社
    システム部にてプログラミング・詳細設計等に従事
    現在に至る
    以上

在職中の履歴書は退職、入社の予定日を記入する(決まっていれば)

在職中であっても、「退職予定日」や「入社可能日」が決まっていれば、その日付を記入しておきます。記入箇所は「職歴欄」、もしくは「本人希望欄」や「備考欄」が適切です。日付が未定の場合は、上記項目についての記載は必要ありません。

【記入例1】職歴欄に書く場合

職歴
2019 4 株式会社○○入社
    通信機器製造業 従業員数320名
    研究開発課に配属 製品の改良・開発、製造スケジュール管理
    現在に至る(202X年X月X日 退職予定)
    以上

【記入例2】本人希望欄に書く場合

本人希望欄
3月31日に退社予定。4月1日から勤務が可能です。

在職中の履歴書には応答しやすい時間帯と連絡方法を記入する

在職中は、応募後の採用担当者からの連絡に迅速に対応できないこともあります。応募先の企業との連絡をスムーズに行うために「応答しやすい時間帯」と「応答しやすい連絡手段(携帯番号、メールアドレス等)」を明記しておきましょう。履歴書の「本人希望欄」や「備考欄」に記入するようにします。

【記入例】

本人希望欄
3月31日に退社予定。4月1日から勤務が可能です。
連絡が付きやすい時間帯 / 月~金曜日 12時~13時 または 18時以降
連絡先 / 電話番号 XXX-XXXX-XXX メールアドレス XXXXX@XXX.jp
電話に応答しない場合は、留守番電話にメッセージを入れて頂けると助かります。
電話、メールいずれも確認次第、折り返しご連絡致します。

在職中の転職活動は、応募先企業との面接日程の擦り合わせが困難になることも予想されます。そのため転職活動をスムーズに行うための適切な手段もあらかじめ検討しておきましょう。

例えば転職エージェント経由での応募であれば、転職活動での応募先企業との連絡を一任できます。転職活動中での応募先企業との連絡とは、企業への応募の連絡、「履歴書・職務経歴書」といった事前書類の送付、応募先企業との面接の日程調整、面接のお礼の連絡など多岐にわたります。そのため、在職中にこれらの連絡を自ら行うとなるとスケジュールがさらに多忙になることが想定されます。在職中に転職活動を検討するのであれば、転職エージェントを活用することも検討したほうがいいでしょう。

在職中の転職活動のコツや時間の取り方についてはこちらのコラムで解説しています。合わせて確認しておきましょう。

在職中は転職活動の時間が取りづらい?在職中の転職のコツ

在職中に社名が変わったら新旧両方の名前を記入する

在職中に、合併などの事情で社名が変更された場合は、新旧の両社とも記載しましょう。

【記入例】

職歴
2019 4 株式会社○○(現△△株式会社)入社 在職中
    以上

履歴書に在職中と書いて良いのか迷う4つの期間と判断方法

有給休暇の消化期間

有休消化期間とは、基本的に在職中と同じ状況を指します。そのため有給休暇消化のための休みであっても「在職中」、あるいは「現在に至る」と記入して問題ありません。その場合「退職予定日」もあらかじめ記載しておきましょう。

派遣社員として登録中、かつ現在派遣されていない期間

雇用形態が派遣の場合、派遣会社からの派遣で、現在就業している場合のみ「在職中」と記載できます。ただし、派遣会社に登録中であっても、現在派遣社員として就業していない場合は「在職中」とはみなされません。

無給の特別休暇(育児休業、介護休暇など)の期間

育児休業、介護休暇など、無給の特別休暇といった期間は「在職中」とみなされます。履歴書に記載する場合は「在職中」よりも「現在に至る」と明記するのが適切です。

無給の研修期間

企業によっては、入社日以前に自由参加の研修を設けているケースがあります。基本的に、無給となる自由参加型研修では「在職中」とは認識されません。この場合、履歴書には正式な入社月を記入します。

職歴
2019 4 株式会社○○ 契約社員として入社
    経理部にて給料・保険管理業務に従事
2019 10 株式会社○○ 契約社員として入社
    営業部にて営業事務アシスタント業務に従事
    現在に至る
    以上

履歴書の書き方を知り、在職中の現状を分かりやすく伝えることが大切

履歴書は、必要な情報が正しく記載されていることが必須です。完成度の高い履歴書は、採用担当者へのアピールにつながります。在職中の履歴書の適切な記入方法に迷ったら、ぜひ転職エージェントに相談してみましょう。転職エージェントのスタッフは、転職支援のエキスパート達です。履歴書のより良い書き方についてのアドバイスはもちろんのこと、応募企業のピックアップ、転職希望者と求人先の仲介といったフォローを受けられます。在職中でもスムーズな転職活動を進めることができるでしょう。

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履歴書の書き方解説(項目ごと)

履歴書の書き方を項目ごとに解説しています。

印鑑の押し間違いがないよう、押印の押し方を確認しましょう

メールアドレスはPCのものを記載するようにしましょう

証明写真を撮る際の服装・髪型・撮影場所を確認しましょう。

学歴の早見表を使って学歴を間違いなく記載しましょう。

履歴書での志望動機は文字数を意識し記載しましょう。

運転免許など代表的な資格は資格取得日もあわせて間違いなく記載しましょう。

扶養家族は企業側が所得税や社会保険料を計算するために必要ですのでしっかり記載しましょう。

職歴欄を書き際の注意すべき点やアピールできる書き方を押さえ、適切に職歴を記載しましょう。

履歴書では自己PRは志望動機と絡めて記載しましょう。

面接時のアイスブレイクで使われる趣味・特技欄もしっかりと記載しましょう。

本人希望欄の書き方を押さえ、記入しましょう

履歴書を郵送する際の封筒の書き方を確認しておきましょう

履歴書をメールで送る際のマナーと注意点を確認しましょう。

履歴書に添える添え状・送付状の書き方を押さえましょう。

履歴書を書く前に、履歴書のサイズをどれがいいか確認しましょう。

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