基本ルール | |
「免許」を冒頭に記載 | 「免許」を冒頭に記載し、その後に他の資格を記載していきましょう |
取得年月日は和暦か西暦で統一 | 和暦と西暦が混ざってしまわないように注意しましょう |
免許・資格は正式名称を記載 | 履歴書では略称ではなく、正式名称で記載する |
運転免許証とその他の資格は分けて書くようにしましょう。免許・資格欄に運転免許記のみを記入する人が多いため、先に運転免許証が目に入らないと違和感を覚える採用担当者もいるようです。
「免許・資格」の記載順序例
年 | 月 | 免許・資格 |
2019 | 1 | 普通自動車運転免許 取得 |
2019 | 9 | TOEIC スコア 800点取得 |
2020 | 3 | 3月 日商簿記検定試験 3級 |
年 | 月 | 免許・資格 |
特になし |
運転免許に限らず、履歴書の免許・資格欄は正確に記載しなければなりません。取得した免許や資格がない場合は、「特になし」と記載しましょう。
年 | 月 | 免許・資格 |
2006 | 10 | 普通自動車免許(MT)取得 |
年 | 月 | 免許・資格 |
2006 | 10 | 普通自動車免許(AT限定)取得 |
免許がMTかAT限定かどうかが選考に関係する場合、しっかりと記載する必要があります。マニュアル免許が必要な場合は、(MT)取得を明記しましょう。オートマチック車限定の免許の場合は(AT限定)と記載します。
特に指定がない場合は、(MT)や(AT限定)は省いても構いません。
自動車運転免許を履歴書に記載するときの基本的なルールを確認しておきましょう。
免許や資格を取得した月まで記載する必要があります。自動車免許の場合、運転免許証の左下に記載されています。
自分の運転免許の正式な情報は、免許証で確認しましょう。現在、日本には15種類の自動車運転免許があります。自分が保有している自動車免許の種類は免許証の右下で確認しましょう。面倒でも一度は確かめておくことをおすすめします。
以下は、免許証に記載される略式名称です。履歴書に書くべき正式名称をしっかり確認しておきましょう。普通免許と思っていても、そうでない場合もあるのでご注意ください。
略式名称
1 | 大型 | 4 | 普通 | 7 | 普自二 | 10 | 引 | 13 | 普二 |
2 | 中型 | 5 | 大特 | 8 | 小特 | 11 | 大二 | 14 | 大特二 |
3 | 準中型 | 6 | 大自二 | 9 | 原付 | 12 | 中二 | 15 | 引二 |
記入例
それぞれの免許における運転可能車両
正式名称 | 運転可能車両 |
1.大型自動車第一種運転免許(略称:大型) | 車両総重量11.0t以上、最大積載量6.5t以上のもの。もしくは、乗車定員が30人以上の車両 |
2. 中型自動車第一種運転免許(略称:中型 | 車両総重量11.0t未満、最大積載量6.5t未満のもの。もしくは、乗車定員が29人以下の車両 |
3. 準中型自動車免許(略称:準中型) | 車両総重量7.5t未満、最大積載量4.5t未満のもの。もしくは、乗車定員が10人以下の車両 |
4. 普通自動車第一種運転免許(略称:普通) | 車両総重量3.5t未満、最大積載量2.0t未満のもの。もしくは、乗車定員が10人以下の車両 |
5. 大型特殊自動車免許(略称:大特) | ショベルカーやロータリー除雪車など、特別な用途のために使用する特殊な形状をした車両 |
6. 大型自動二輪車免許(略称:大自二) | 自動二輪車(総排気量の制限なし) |
7. 普通自動二輪車免許(略称:普自二) | 総排気量400cc以下の自動二輪車 |
8. 小型特殊自動車免許(略称:小特) | 車両長4.7m以下、車幅が1.7m以下 車高2m以下(ヘッドガード部分に限り2.8m以下) 最高速度が時速15㎞以下に該当する車両 |
9. 原動機付自転車免許(略称:原付) | 総排気量50cc以下の自動二輪車 |
10. 牽引自動車第一種運転免許(略称:牽引) |
750kgを超える車を連結して目的地まで牽引する車両 |
11. 大型自動車第二種運転免許(略称:大二) | 観光バスや路線バスなど、乗車定員が30人以上の営業用車両 |
12. 中型自動車第二種運転免許(略称:中二) | 乗車定員が11人から29人以下の旅客車両 |
13. 普通自動車第二種運転免許(略称:普二) |
タクシーやハイヤーなどの旅客自動車や運転代行車両 |
14. 大型特殊自動車第二種免許(略称:大特二) | 旅客雪上車(雪上タクシー)など特別な目的のために使用する自動車を営業目的で利用する場合 |
15. 牽引第二種運転免許(略称:引二) |
運転席と客席が分かれたトレーラーバスなどを牽引する車両 |
免許取得日 | 総重量 | |||||
~3.5t | ~5.0t | ~7.5t |
~8.0t | ~11.0t | 11.0t~ | |
~2007年6月1日 | 普通免許 | 大型免許 | ||||
~2017年3月11日 | 普通免許 | 中型免許 | 大型免許 | |||
2017年3月12日~ | 普通免許 | 準中型免許 | 中型免許 | 大型免許 |
「第一種」の普通免許は2007年と2017年に法改正がありました。これらの改正によって普通免許で運転できる車種の分類範囲が変わりました。もし運転免許の有無が強く影響する職種に応募する場合はあわせて注意が必要です。
2007年以前に普通自動車免許を取得した人は「普通」から「中型」に変更されました。さらに、2017年3月の改正で「準中型」という種類が加わります。2007~2017年3月に普通免許を取得した人は「準中型」の扱いに変わっているので注意しましょう。
2007年6月1日以前に普通免許を取得していた場合の記入例
年 | 月 | 免許・資格 |
2007 | 4 | 800中型自動車免許(8t限定) 取得 |
2017年3月11日以前に普通免許を取得した場合の記入例
年 | 月 | 免許・資格 |
2017 | 2 | 準中型自動車免許(5t限定) 取得 |
では、免許と資格を履歴書に書くか書かないかの判断方法を解説します。
応募する職種で自動車の運転をする場合は、運転免許を必ず記載します。複数の免許がある場合にも、取得年月が古いものから順番に漏れなく記載しましょう。取得中のものがあれば、「取得予定」と追記します。「免許」については、他の「資格」より先に書くのがルールです。
ペーパードライバーが車の運転をする仕事に応募するときは注意しましょう。面接時に事情を伝え、入社までに運転の練習をしておくことが大切です。
免許・資格を記載する欄は行数が限られています。そのため免許や資格が多い場合は、書くものを取捨選択しなければなりません。判断基準は、応募企業や職種との関連性です。
運転免許より資格の方がアピールになる求人案件は多々あります。他の資格の方が評価されると考えられる場合には優先的に記載しましょう。車を運転する機会のない業務への応募では、運転免許の記載はなくても構わないのです。
運転免許を履歴書に書くかどうかは、応募職種との関連性で判断します。車の運転をしない職種であれば、他の免許・資格を優先しても構いません。書く場合は、正式名称で書く必要があります。免許証を再確認した上で正しく記載しましょう。
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