ロバート・ウォルターズでは英語を使って仕事をする「バイリンガル・スペシャリスト」に対して定期的にアンケートをとっています。
こちらの記事ではバイリンガルに対してのアンケートをまとめています。
バイリンガルが英語を身につけた方法とは?
ように身につけたのかを調査しました。
結果、最多だったのは1年以上の海外留学という結果になりました。
英語を話さざるを得ない状況に身をおくことで英語を身につけたという方が多かったようです。
バイリンガル・スペシャリストに聞きました! 「英語はどのように身につけた?」
現在職場で英語を使って働く人の半分が中学校での英語の授業がきっかけとなったようです。
ただ、ネイティブレベルと回答した人は半数以上が5歳未満で英語の学習を開始していることが
わかりました。子育てに英語を取り入れ、子どもをバイリンガルに育てたいと思っている人にもヒントになりそうです。
バイリンガル・スペシャリストに聞きました! 「英語の勉強はいつから始めた?」
半分以上の方が「週に1回以上」定期的に勉強しているようです。
また「ほぼ毎日勉強している」と回答した方も3割弱おり、日々努力していることがわかります。
一番苦労するのは「スピーキング」、続いて「リスニング」
リーディングやライティングと違い、自分のペースでできないコミュニケーション手段が苦労している点としてあげられています。また出身国によっても発音が違うことから苦労することが多いようです。
バイリンガル・スペシャリストに聞きました! 「英語の上達のためにどれくらいの頻度で学習していますか?」
海外ドラマや洋画、テレビ・ラジオの視聴で勉強
3割以上の方が洋画や海外ドラマの視聴で勉強していると回答しました。また次いで、
外国人の同僚と英語でのコミュニケーションを積極的にとっていると回答しました。
休日や平日夜に集中して勉強
平日朝の通勤時間を利用するユーザーも3割程度いましたが、最も多かったのは休日や平日夜に
勉強するという回答でした。スキマ時間だけでなく集中して英語を勉強する傾向にあるようです。
バイリンガル・スペシャリストに聞きました! 「英語の上達のためにどういった取り組みをしていますか?」
最もよく英語を使うシーンは「メール」苦手なシーンは「交渉・説得」
仕事でバイリンガルが英語を使うシーンは8割以上の方が「メール」と回答しました。
比較的頭の中で整理しながら回答できるメールについては得意な英語のシーンとしても
1位となり、逆に瞬間的に対応が求められる「交渉・説得」などのスピーキングは
苦手という結果になりました。
仕事での英語ニーズ1位はメール、2位は資料作成 克服したい「英語の苦手」は交渉・説得。3割以上が実感
2割以上の勤務先が昇進・昇格の際に英語力が必要
2割以上のバイリンガルが勤務先の昇進・昇格時にTOEICなどの英語力チェックがあると
回答しました。また4割以上の勤務先で英語研修の制度があると回答してました。
仕事での英語ニーズ アンケート結果「番外編」 昇進・昇格に英語力審査、IT業界では3.5割。英語研修は製造業が充実
7割近くのバイリンガルが英語以外の言語を勉強している/していた
過去に英語以外の言語を勉強したことがあるバイリンガルは半数以上
中国語、ドイツ語、フランス語が人気
過去に勉強したことがある、今も勉強したことがある言語は中国語、ドイツ語、フランス語。
勉強する理由はその国に興味がある、好きであるという回答が最も多かった。
バイリンガル・スペシャリストに聞きました! 「英語以外に学びたい言語は何ですか?」
英語以外の言語を学ぶ理由は仕事で使えると有利
勉強をしている理由として仕事で使えると有利と回答した人が最も多い結果になりました。
仕事で活用できることが勉強するモチベーションになっているようです。
中国語を学ぶ理由は仕事で必要だから
中国語を学ぶ理由は仕事関連の理由が多く見られました。小売・サービス業で中国語の需要が
伸びてきていることから、語学力のアップがキャリアアップを広げるぶきになっているようです。
バイリンガル・スペシャリストに聞きました! 「英語以外の言語を学んでいる理由は?」
バイリンガル会社員のうち、96%が「英語力が備わっていると転職に有利だと思う」と回答しました。
ネイティブレベル、流暢レベル、ビジネスレベル、会話レベルの英語レベル別に見ると、会話レベルから
英語力に比例し有利だと実感する割合が増加し、ネイティブレベルでは全員が「有利だと思う」と回答しました。
次の転職先は「外資系企業の日本法人」が圧倒的1位
バイリンガル会社員の希望の転職先は1位「国内での仕事(外資系企業)」が73.8%と圧倒的支持を得ました。
ネイティブレベルの英語力を持つ回答者では3~4人に1人(28.6%)が「海外での仕事(現地・外資系企業)」を、会話レベルの回答者では3~4人に1人(30%)が「国内での仕事(日系企業)をそれぞれ視野に入れていることが分かりました。
バイリンガル人材の8割が英語力を強化中
バイリンガル人材の75%は「自身の英語力は十分ではない」と回答しました。ネイティブレベルの回答者でも半数近くが自身の英語力は十分でないと感じていることが分かりました。
バイリンガル人材の83%が「英語力を伸ばすために努力している」と回答。さらに英語レベルの高さに比例して努力している人の割合が増え、会話レベルでは76%が英語スキルアップに向けて努力しているのに対し、ネイティブレベルでは回答者の86%が英語力をさらに伸ばす努力をしていることが分かりました。
バイリンガル会社員のうち82%が「英語ができることで、仕事で得していると思う」と答えました。さらに英語レベル別に見ると会話レベルの回答者では「得していると思う」の割合が68%だったのに対し、英語力に比例してこの割合が増え、ネイティブレベルでは94%が「得していると思う」と回答しました。
バイリンガル人材のうち38%が毎日勉強すると回答しました。また部下よりも上司のほうが勉強をしている結果となりました。また何を勉強しているか、についての質問では英語・業務スキルが上位でしたが、上司の方はマネジメントについても勉強していることがわかりました。
外資系企業やグローバル展開の進む国内大手企業で働くグローバル人材は
「グローバル人材に最も必要な基礎能力は?」の問いに対して「コミュニケーションスキル」
と最も多く回答しました。
またこれから更に磨きたいリテラシーとして挙げたのは「言語力:外国語」が最も多く、
そのため、グローバル人材になるための有効な環境としては海外生活をあげる人が
多く見られました。
最も必要な能力は「コミュニケーションスキル」磨くべきリテラシーは1位「外国語」、2位「専門領域の知識」、3位「情報・データ」
バイリンガルの若手世代は「ワークライフバランスの乱れ」、上司世代は「働き甲斐がない」ことにストレスを感じていました。ストレス解消法としては男性は「パートナー・家族と過ごす」、女性は「職場外での交流」を選択する結果となりました。
ストレスマネジメント バイリンガル会社員はオン/オフの切り替えを重要視
1位は孫正義、2位はスティーブ・ジョブス
一般的な「親しみやすい」「優しそう」な有名人ではなく、高いビジネス意識をもった人に高い支持がよせられました。
グローバル人材が選ぶ「上司にしたい有名人」、3割が海外の有名人に。総合1位は孫正義、2位スティーブ・ジョブズ。
スポーツ選手では全年齢層、男女共に支持されたのはイチロー選手、女性では小池都知事が女性有名人をあげた回答の3割を占めました。
グローバル人材が選ぶ「上司にしたい有名人」 番外編 スポーツ選手は1位イチロー、2位長谷部誠。 女性は1位小池都知事、2位天海祐希。
バイリンガルは8割が週休3日制に賛成、6割以上の方が週休3日制を導入する会社に転職したいと回答しました。ただ、残業や休日出勤が増えるのではないか、という反対意見も見られました。
バイリンガル・スペシャリストに聞きました! 「週休3日制は賛成ですか?」
バイリンガル会社員のうち7割近くが「副業に賛成」と答えました
一番の理由は収入を増やしたいが最も多い結果となりました。
ただ中間管理職層からは現状の仕事が忙しく副業については後ろ向きな意見も見られました。
会社員の69%「副業・兼業」を希望。収入増と将来の可能性に期待
バイリンガル会社員にAIによって自分の仕事が奪われるかどうかアンケートをとりました。
全体の6割近くはAIに奪われないと考えていますが、若手層や一般職、年収によっても意識の違いが見られました。
会社員の6割「AIに仕事を奪われない」と予想。 高プロvs一般職 年収差で意識に違い
76%のバイリンガル会社員は「働き方」が話題になって以降残業が減っていないと回答しました。また残業が減った一般社員のうち41%が収入も減ったと回答し、勤務先企業の残業コストの還元については8割が実感なしと回答しました。
外資系・日系グローバル企業で活躍するグローバル人材に「次の転職時期」を質問した結果、69%が1年以内の転職を希望・計画していることがわかりました。転職先を決断する際に何を着目するのかという質問に対して、グローバル人材の66%が転職の決め手は「仕事内容」だと答えています。また59%が「給与」を選びました。
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