【例文あり】製造業の志望動機でアピールすべきポイントは3つ!

「製造業」は世の中に新しい商品や製品を生み出す業界です。今回は製造業へ転職したい方へ職種や志望動機のアピールポイント、例文をご紹介します。
製造業の概要
概要 | 主なもの | |
基礎素材型産業 |
鉄、石油、木材、紙などの製品で、産業の基礎素材となる製品を製造する産業。 | ・化学工業 ・木材・木製品 ・パルプ・紙・紙加工品 |
加工組立型産業 |
自動車、テレビ、時計などの加工製品を製造する産業。 |
・一般機械器具 ・電気機械器具 ・精密機械器具 |
生活関連型産業 | 飲食料品、衣服、家具等の衣食住に関連する製品等を製造する産業。 | ・食料品 ・飲料・たばこ・飼料 ・繊維工業 |
製造業は一般的にメーカーと呼ばれるものが主です。大きく、「基礎素材型産業」「加工組立型産業」「生活関連型産業」に分類することができます。またその中でも、設計・生産・品質管理といったさまざまな職種が存在します。
どのような職種で何の製造に関わるかを明確にすることが、製造業の志望動機では特に重要です。
製造業の志望動機でアピールすべきポイント3つ
次に、製造業の志望動機を考える際に、アピールすべきポイントを3つご紹介します。自身の強みが見つからないという方は、以下3つのポイントに注目して志望動機を作成してみましょう。
アピールポイント①「応募先企業・職種への興味・関心」
当然ですが、応募した求人への興味関心があることを示すことは、非常に重要な部分です。面接官は「会社の待遇だけを目当てで応募してきていないか」などを見極めようとします。志望動機が待遇面や労働環境だった場合、本当にその会社で働きたいのか、またそれらが変わってしまったら退職してしまう可能性があるからです。企業の製品や経営理念、応募した職種への興味を伝えることが大切です。
また、製造業は「社会に役に立つような新しいものを生みだすこと」を目標の1つとしています。ものづくりに携わるにあたって、社会のためにも良いものを作りたいという意欲も必要です。特に、異業種からの転職である場合、「なぜ製造業に興味を持ったのか」その理由をアピールしましょう。
アピールポイント②「スキル・経験」
製造業に関する資格を持っている場合には、資格をアピールしましょう。また、経験者の方は、「どのような役職で何の業務に携わってきたのか」など自身の経験をもとに、応募先の企業でどのように貢献できるかをアピールします。
未経験の場合、自主的に行ってきた活動や、それによって培われたスキルをアピールしてみましょう。
アピールポイント③「仕事の正確性」
製造業では、新しい製品を生み出すために、「綿密な計画」「正確な設計」「試験」など全工程において正確さが重要視されます。例えば、マネジメント職では、「必要資材の必要数算出」「製品の引取指示書作成」「倉庫会社への連絡」など、より正確に業務をこなせるかが重要です。
そのため、自分自身の経験上、仕事の正確さなどを表現できるエピソードを持っている方は、具体性にアピールしてみましょう。
【例文】転職における製造業界の志望動機
転職における製造業界の志望動機例文を4つご紹介します。
例文1. 営業職の経験者向け
現職は、新入社員として入社して約3年間、産業用ロボットの法人営業として働いてきました。取引先の多くは、国内の完成車メーカーやサプライヤーで、私は関東と東北の企業を主に担当していました。 昨年は、会社の営業社員約160人中、3位の営業成績を記録し社長賞もいただきました。この3年間で大きく成長できたと考えています。しかし、今の自分に満足せず次なるステップとして、世界で活躍する企業に身を置きたいと考えていました。 |
例文2. 管理職の経験者向け
現職は、10人の作業員をまとめ、指示する班長として働いています。私の班は、生産部門の技術エンジニアとして、自動車ボディの溶接を担当しています。それぞれ個性の異なる10人の作業員に適材適所の指示を出し、効率の良さを日々検討しています。また、指示を出すだけではなく自分自身も成長を重ねるために、他の班長や主任からの指摘を受け入れるように工夫をしています。 貴社は、グローバル戦略で急発展し続ける東南アジア地域まで進出を果たしている大規模企業です。私は、自分が携わった自動車が海外でも利用されるという点に魅力を感じています。そのような貴社で、これまで私が取得してきた技術や知識・経験を活かし、即戦力として活躍したいです。 |
例文3. マネジメントの経験者向け
現職の勤務先にて部下の育成を経験したことから、人事育成に興味を持ち、また別会社と統合することが決まり、今後の自身の方向性を模索していたところに貴社の人事管理職の求人を知りました。 私は、これまでのマネジメント職で、常に部下のモチベーションを高めることを考えてきました。一方的な指示や命令は、部下との信頼関係を構築できません。まずは部下の話を聞くことを意識し、部下が相談しやすい環境づくりを徹底しています。こうすることでチームワークが機能し、個々の能力が最大限発揮されるような人事育成を行なっています。 |
例文4. 製造業の未経験者向け
自分が関わるIT技術をグローバルに多くの人に利用してもらいたいという希望があり、今回応募いたしました。 私は前職ではITシステムのプロジェクトに携わっていました。 貴社では、グローバルに展開するだけでなく、IOTの分野にも力を入れており、率先してモノづくりにIT技術を組み込もうとしています。その中で、私は前職のスキルと折衝の経験を活かし、セールスエンジニアとして顧客の疑問に答えるだけでなく、その後のサポートも率先して行い、御社の商品の魅力を伝えていきたいと考えています。 |
製造業への熱意を込めて志望動機を書きましょう
志望動機では、これまでの経験や仕事に対する熱意を込めることが重要です。製造業経験者であれば、自分が習得したスキルや経験を元に、応募先企業でどう活かせるかをアピールしていきましょう。また、未経験者の方は、製造業への強い興味関心や、自分で何を行ってきたかを示すことをおすすめします。
もし志望動機作成に不安を感じる場合は、転職エージェントを検討してみてはいかがでしょうか。製造業転職に向けた志望動機を、プロと一緒に作成することができます。興味のある方は気軽にご相談ください。
履歴書の書き方解説(項目ごと)
履歴書の書き方を項目ごとに解説しています。
印鑑の押し間違いがないよう、押印の押し方を確認しましょう
メールアドレスはPCのものを記載するようにしましょう
証明写真を撮る際の服装・髪型・撮影場所を確認しましょう。
学歴の早見表を使って学歴を間違いなく記載しましょう。
職歴欄を書き際の注意すべき点やアピールできる書き方を押さえ、適切に職歴を記載しましょう。
運転免許など代表的な資格は資格取得日もあわせて間違いなく記載しましょう。
扶養家族は企業側が所得税や社会保険料を計算するために必要ですのでしっかり記載しましょう。
履歴書での志望動機は文字数を意識し記載しましょう。
履歴書では自己PRは志望動機と絡めて記載しましょう。
面接時のアイスブレイクで使われる趣味・特技欄もしっかりと記載しましょう。
本人希望欄の書き方を押さえ、記入しましょう。
履歴書を郵送する際の封筒の書き方を確認しておきましょう
履歴書をメールで送る際のマナーと注意点を確認しましょう。
履歴書に添える添え状・送付状の書き方を押さえましょう。
履歴書を書く前に、履歴書のサイズをどれがいいか確認しましょう。
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