業界・職種別:外資系で求められる本当の英語力(2)
事業会社IT部門
外資系金融機関のIT部門では、システムのオペレーションに際してグローバル本社とのコミュニケーションが不可欠なため、転職時には特に高い英語力が求められます。
製造、小売などの他分野では日本独自で導入したシステムも混在するため金融機関に比べるとその頻度は下がりますが、グローバル本社との連携は欠かせません。電話会議を通じて必要な情報を聞き出すための流暢な会話力、設計書や仕様書などを解読・作成できる「読み書き」スキルなど、英語力への要求はこちらも高い傾向にあります。
社内ユーザー(日本人)の応対が中心業務となるポジションでは会話レベルの英語力でも十分です。しかし、外国人ユーザーの応対が多いポジション、グローバル本社にローカルの要求を通すための交渉が日常的に発生するポジションでは、高い英語力が求められます。
海外の大学でコンピューターサイエンス関連の学位を取得した候補者は、ITリテラシー、英語力ともに評価されやすく、面接通過率が高い傾向にあります。MBAはIT関連の採用ではさほど重要視されていません。
英語力: Conversational ~ Fluent (※主にBusiness以上)
IT専門企業
組織規模や日本での歴史の長さなどによって求められる英語力が異なります。日本市場に参入して久しい大手IT企業では日本支社内に十分なナレッジが蓄積されており情報共有の体制も整っていることから、特に高い英語力を必要としない場合もあります。これに対して、従業員数50名未満の会社では海外拠点との密なコミュニケーションを求められるケースが多く、その場合は高い英語力が求められます。
[プリセールス職]
- ソリューション提案にあたり、グローバル本社など自社の海外拠点が持つケーススタディをリサーチ。海外のエンジニアと直接コミュニケーションを取ってケーススタディの詳細を確認することも少なくないため英語力が必要
- 英語の「読み書き」は必須。必要な情報を求め収集できる程度の英会話能力を求めるケースも多い
英語力: Business
[テクニカルコンサルタント、サポートエンジニア職]
- 海外の技術を日本へ展開するにあたり、問題解決を図る際など海外拠点の開発エンジニアとのコミュニケーションが不可欠なので、英語力が求められる
- 英語の「読み書き」は必須。電話会議などで綿密なプロセス確認などができる高い英会話能力を求めるケースが多い
英語力: Business
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