グローバリゼーションが進むなか、英語が使えるグローバル人材の需要が高まっています。国際的な環境で経験を積めることからキャリア形成上もメリットが多いため、外資系・日系グローバル企業での勤務経験が今まで以上に高く評価されています。
外資系企業への転職に興味がありながら躊躇してしまう理由のひとつは「英語に自信がない…」といった不安だと言われています。ここでは不安解消のヒントに、外資系企業の採用で実際に求められる英語レベルを業界・職種別に紹介します。
※英語レベルは以下の5段階で示しています
金融業界では曖昧さが致命的なミスにつながるため、常に的確な英語表現が求められます。電話会議や社内会議に出席し、担当分野についてのディスカッションに応じられるレベルの英語力を求める会社が多いのが特徴です。
留学経験、海外就労経験も自身の英語力を企業に示す上で有効です。留学は滞在年数ではなく、内容がポイント。現地の文化、人、仕事に触れて国際的なマインドセットを身に着けているかも重要です。
英語力: Fluent ~ Native
英語レベルは役職ごとに異なります。スタッフレベルのアカウンタント、アナリストのポジションでは、英文メールの「読み書き」と、日常的な確認程度の会話力が求められます。アカウンティング・マネージャー、ファイナンス・ディレクター、CFOなどマネージャー以上のポジションでは、海外拠点へのレポーティングとプレゼンを英語でこなすことができ、スマートな交渉や議論ができる流暢な英語が求められます。
外資系企業の財務部長(統括者)のポジションでは、APACリージョンや欧米グローバル本社へのレポーティングに対応できる、流暢な英語力(特に読み書き)が不可欠です。会計とFP&Aを比較すると、FP&Aのポジションは他部署とのコミュニケーションが多く、会計よりも高い英語力を要します。
海外市場に参入しビジネス拠点となる子会社を海外に新設するなど、日系企業のグローバル化が進んでいます。そうした背景から日系企業では採用時に従来よりも高い英語レベルを求める傾向が目立ちます。
海外留学経験、海外でのMBA取得、海外での就労経験は有効。英語に堪能なほか、国際的な感覚や欧米文化へも精通していることや、発言への躊躇がないことから、グローバル本社など海外のカウンターパートへの影響力が高い点でも、海外経験のない純日本人よりも高い評価を受けることも少なくありません。
英語力: Business ~ Fluent
グローバルで統一されている人事制度、人事システム、研修等の導入の際に海外のグローバル本社と円滑にコミュニケーションをとれる英語力が必要です。特に日本独自の労務・組合問題を英語で説明できる程度の英語力を求める会社が多く見られます。
また求人によっては、外資系企業での就労経験があると有利な場合もあります。
英語力: Business ~ Fluent
海外から日本への帰国が決まったら、日本での新たな生活に向けて準備を進める必要があります。そんな引っ越しを控えている方のために、スムーズに準備を進めるためのタイムラインに沿った帰国ガイドをご用意しました。 帰国前の準備から帰国後の手続き、生活インフラの手配、ご家族がいる方に向けた幼稚園・保育園・学校探しや入学手続き、日本での仕事開始に向けた準備など、押さえておくべき要点をまとめています。 日本での新たな生活をスタートに向けて、さっそく準備を始めましょう。 ガイドへのアクセスはこちら *ロバート・ウォルターズでは海外から日本へ帰国して働くことを検討している方へキャリアサポートをしています。 海外か
もっと読むグローバリゼーションというメガトレンドに取り残されないためにはどんな力を身につけなくてはならないのか。上司層に共通するこの課題のヒントとして、トップリーダーの資質と求められる3つの「リーダーシップスキル」を紹介します。 トップリーダーになるために必要な資質とは リーダーは「Lead」からきているように、人を導く、指導者であることが求められます。リーダーシップという言葉があるように、職場の部下から信頼を得られるリーダーになるためにはいくつか必要な資質があります。 トップリーダーに共通しているリーダーの資質を紹介します。 1. 意思決定を自分ですることができる 一番基本的であり重要な役割になります
もっと読む販売職は商品を販売するだけではなく、在庫の管理、接客などサービス業としての側面もあるため、求められる能力が多い職業です。 販売職で内定を得るためには他の候補者との差別化をはかることが重要です。今回は販売職への転職を希望している方に向けて、職務経歴書の書き方や自己PRの仕方を解説していきます。 職務経歴書のテンプレート 職務経歴書はインターネットからフォーマットをダウンロードし、パソコンで作成することが可能です。 職務経歴書フォーマット(見本)のダウンロードはこちら もちろん、書店や文具店でも購入することができますが、手書きになってしまうため、職歴が多い方はパソコンで作成したほうがいいでしょう。
もっと読むダイバーシティに富んだグローバルチームの一員になりませんか?当社では、新卒入社の社員から経験豊富なリクルーターまで、個性豊かな社員が活躍しています。