ニュースでよく聞く「希少人材」って何?

希少人材

ニュースで「希少人材」という言葉を耳にすることがありますが、どういった人材を指すのかご存知でしょうか。グローバル化の波や産業構造の変化によって、新たな人材が必要とされています。希少人材として求められている人たちについて解説していきます。

■そもそも希少人材とは?求められる背景

希少人材、あるいは、レア人材とは、企業のニーズが高い分野で、専門性の高い知識と経験を持つ、数少ない人材を言います。産業構造の変化とグローバル化によって、これまで必要とされていた専門知識や経験ではカバーできない領域が生まれています。また、終身雇用に頼らず働き手が自らのキャリア形成に積極的に取り組むようになるなどして人材が流動化し、希少人材の存在が顕在化してきました。多くの企業が求める希少人材は、需要と供給からなる市場原理によって転職で高い収入を得られやすくなっています。

■希少人材が求められている分野とは

昨今、いわゆる希少人材が求められているのは、主に成長分野やグローバル化による産業構造の変化に関連している分野です。ITなどの成長産業に関わる分野では、人工知能(AI)の開発経験、あるいは、セキュリティやリスク関連の専門知識や業務経験を持つエンジニア、ビッグデータを扱うデータサイエンティストなどへの需要は特に高まっています。技術の複雑化が進む中、エンジニアリングの知識がある営業も強みとなります。

また、日本でも欧米のようにM&Aが経営戦略の一環として行われるようになってきました。M&Aの中でも難易度の高い案件を成功させた、あるいは、スタートアップからIPOを実現したといった、稀で高度な業務経験があることも希少人材になり得ます。また、ビジネスで専門的な分野を持っているだけでなく、英語が堪能なバイリンガルの場合は更に希少価値が高まります。

■スキルの組み合わせやフィールドを変えて希少人材に

特別なスキルを持たない人も、一つの業務領域に精通した後、周辺領域に広げていくことで、希少性のある人材になり得ます。たとえば、営業だけではなくマーケティングにも精通する、経理なら財務にも明るいといったように、二つ以上の領域に長けていると希少性が生まれるのです。

また、グローバル化によって、日本企業のASEANなど諸外国への進出が進められ、語学に堪能な人が求められています。しかし、政情が不安定でインフラが整備されていない新興国の現地スタッフの場合「行きたい」という人は限られているため、欧米よりも「希少」とされる語学レベルのハードルは低めです。このように戦うフィールドを変えることでも、希少人材とみなされることがあります。

自分では「たいしたスキルを持っていない」と思っていても、組み合わせ次第では、企業よっては希少人材に値するかもしれません。転職を考えたら、自らの市場価値がどの程度か、人材紹介会社に相談してみましょう。

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