アフターコロナ、35%「採用活動・雇用計画に変更なし」
「採用したいスキル人材」にも新たな兆し
外資系日本法人・国内グローバル企業など115社が回答
グローバル人材の転職を支援する人材紹介会社のロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社 (本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:ジェレミー・サンプソン)は6月4日、外資系企業の日本法人などを含む国内企業115社が回答した「アフターコロナの人材採用」に関するアンケート調査結果を発表しました。
35%「採用活動・雇用計画に変更なし」
コロナ禍の影響においても、35%の企業は、採用活動・雇用維持を含めて「従業員の雇用に変更はない」と答えました。更に14%の企業では、需要の高まりを受けてコロナ禍の中で追加採用を行っていたこともわかりました。
アフターコロナに採用したいスキル人材、1位「コミュニケーション」、2位「経営」、3位「危機管理」
「健康・安全マネジメント」、「エモーショナル・インテリジェンス」需要が急伸
今回の調査に回答を寄せた115社の人事部に、アフターコロナに採用したい専門性を聞いたところ、1位「コミュニケーション」(65%)、2位「経営・リーダーシップ」(49%)、3位「危機管理」(46%)という結果になりました。従来から高需要のデジタルマーケティング、クラウドコンピューティングに並んで、ウィズコロナへの備えからか「健康・安全マネジメント」、さらにはエンゲージメント向上に欠かせないリーダーシップスキルとして注目される「エモーショナル・インテリジェンス(感情知能)」などが10位以内に着けました。
45%、新型コロナを受けてリモート面接を開始。リモート面接をしない企業はわずか1割に
大手グローバル企業の日本法人などを含む115社のうち、新型コロナウィルス感染拡大以前から人材採用にリモート面接を取り入れていた企業は45%だったのに対し、新型コロナをきっかけにリモート面接を、選考プロセスに新たに導入した企業も45%で、リモート面接をしない企業は、わずか1割という結果になりました。
この調査を統括したロバート・ウォルターズ・ジャパン 代表取締役社長のジェレミー・サンプソンは今回の調査結果を受けて、以下のようにコメントしました。「新型コロナの影響の中でも日本は慢性的な人材不足の状況にあります。優秀な人材を競り勝つ上では優勢に立ちやすいタイミングでもあることから、対応の早い企業では、リモート面接・リモートオンボーディングのメソッドを使いこなして、即戦力人材の採用活動を賢く進めています。ウィズコロナというキーワードの浸透とともに、健康・安全マネジメント、危機管理などのBCP関連ポジションへの需要増は今後もさらに広がるでしょう。また、コロナ禍のような難しい局面でも従業員の結束力・生産性を高められるエモーショナル・インテリジェンスのスキルを備えた人材・経営スキルの高い人材にも注目が高まっています。」
(調査期間:2020年5月11日~5月25日、対象:国内企業、外資系の日本法人 n=115社)
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ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社 広報
TEL: 03-4570-1500
E-mail: info@robertwalters.co.jp
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