ロバート・ウォルターズ、4~6月期の人材採用トレンドを予想
3月分 有効求人倍率を受けてコメント
日本語・英語の二ヵ国語と業界・職種での専門性を備えるグローバル人材の採用を支援する人材紹介会社のロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:デイビッド・スワン)は、4月27日、厚生労働省の一般職業紹介状況(18年3月分)公表を受けて、4月~6月期の人材採用トレンド予想を発表しました。
厚生労働省が公表した3月の有効求人倍率は1.59倍と人手不足が続いていますが、グローバリゼーションにともなって、国際的なビジネス慣習と英語に堪能なバイリンガル人材を据えたいと人材投資に動く企業が業界に隔てなく、広範な分野で増えています。当社では、4月~6月期は、テクノロジーの進化を受けて競争関係が変化を続けるフィンテック分野と自動車分野で特に人材需要が伸びるものと予想します。
ロバート・ウォルターズ・ジャパン代表取締役社長のデイビッド・スワンは次のように述べています。「昨年までは銀行の決済・送金システムの領域で戦略・開発を担うフィンテック人材の求人・採用が、2017年後期には仮想通貨の取引の拡大を受けて参入した仮想通貨交換登録事業者での採用(経営チーム、コンプライアンス担当ほか)がそれぞれ増えました。最近では、資産運用に用いるロボアドバイザーやスマホ決済アプリの開発を担うプログラマーをはじめITエンジニアやこれらのITサービスを金融機関などに売り込むITセールス・スペシャリストを中心に、一定数の求人・採用が見られています。フィンテック領域に携わる人材を巡っては、オンラインサービス会社、フィンテック会社、コンサルティング会社、金融機関などからの需要が4月-6月期も続伸するでしょう。」
「電気自動車(EV)の進展にともない、EV車載電池(バッテリー)メーカーでの採用が活発化しています。また、コネクテッドカー・自動運転の領域では、先進技術のテストやバリデーションを担う人材、制御システムやテレマティクス・サービス領域に携わる人材を中心に、エンジニアの人材ニーズは引き続き高止まりの状況が続いています。このトレンドは4月~6月期にも続くことが見込まれます。」
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