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椅子を降り、夢に挑戦することで見えた世界

プロゴルファー・丸山茂樹さん × 代表取締役ジェレミー・サンプソン
Get down from your chair

プロゴルファーの丸山茂樹さんは、国内ツアーで優勝を重ね、日本のトップ選手としての地位を確立していた2000年、幼い頃からの夢を追って海外ツアーに挑戦。PGAツアーで3年続けて優勝するなど成功を収めました。国内での地位を捨てて、より厳しい舞台に挑戦した姿は、自分の可能性を諦めずに新たな挑戦をするという転職に通じるところがあります。ロバート・ウォルターズ・ジャパン代表取締役ジェレミー・サンプソンが、「挑戦」について語りました。

「絶対アメリカに行く!」から始まった挑戦

自らも若い頃からゴルフをプレーし、丸山さんの輝かしいキャリアにも熱い関心を寄せていたサンプソン社長。丸山さんが世界を目指したきっかけやその準備についてから質問を始めた。

「世界の舞台に上がって、PGAツアーでプレーすることは、丸山さんのキャリアの中では、大きな挑戦だったと思います。そのきっかけと、どのような準備をされていたか聞かせてください」

丸山さんは声を弾ませて答えた。

「幼い頃、1981年のマスターズを制したトム・ワトソンの姿が胸に焼き付いたんです。たくさんのギャラリーに祝福されながら、笑顔で歩いてくる。『僕もあそこを歩きたい!絶対アメリカに行く!』という気持ちになりました」

そして、幼い頃の決心を胸に努力を重ねた丸山さんは、日本のトップ選手へとキャリアを駆け上がっていく。

丸山さん「はじめてアメリカでプレーしたのは17歳の世界ジュニア選手権で、日本とは全く違う環境に『これがアメリカか!』と衝撃を受けました。その後も海外に参戦するうち、『なんとか勝ちたい!』という気持ちが高まってきたんです。準備というのが、日本でのゴルフでした」

丸山さんは国内ツアーで9回の優勝を重ね、日本のトップとしての地位を確立する。そして2000年、ついに米国に渡り、PGAツアーに参戦した。日本人として初めて3度の優勝を果たすなど活躍し、世界のトッププレイヤーの一人としてその名を世界に轟かせた。

The importance of taking on challenges to make your dreams a reality

「夢に向かって挑戦すること」の大切さ

成功が約束された国内から、一からのスタートとなる海外へ。挑戦を支えたのは、マスターズの花道を歩くという、幼い頃からの「夢」だった。

「僕にとって、『挑戦』とは夢です。夢の舞台で優勝するために、ツアーに参戦する。僕にとっては、ただのツアーじゃないんです。子供の頃から夢に描いていた大きな目標があったから挑戦し続けてきた。だから、なにか必ず大きな夢は持っていた方がいいと思います」

「僕は幼い頃から夢物語を歩いてきたようなものだから。世界一になるというのは厳しかったけれど、それ以外、欲しかったものはほとんど手に入れることができました。夢物語なんてどこまでも大きくていいし、なんでもいいんですよ。地球制覇でもいいし、1億円の家が欲しいでもいいです。夢を持っている人は、必ず言葉に重みが出ます。大きなものを発信するし、大きなことを成し遂げます。どんな世界でも、(トップに)到達できる人は夢を持って進んできたのだろうと思います」

夢がある限り、挑戦に終わりはないと丸山さんは語る。

「僕は怪我をしたことで一時期夢を失ったんですけど、また新たな夢が見えてきました。シニアツアーという、レギュラーツアーの頃よりは小さいかもしれないけれど夢を持てるというのは、毎日のやる気が変わってくるものですよ。遅くまで腹筋やスクワットをしている自分は、夢に向かっている気持ちがあるのだと思います」

夢を持って挑戦することは、多くの場合、ビジネスでも大切なことだとサンプソン社長も同意する。

「夢とは経済的な成功だけを意味するものではありません。人によっては快適なところに居続けたいという人もいますし、ナンバーワンになることを必ずしも望まない人もいます。でも、若い人の話を聞いていると『最高の自分になりたい』と言う人が多いようです」

「私の人生にも色々な挑戦がありましたが、人は挑戦することで成長します。そのためには快適な環境から飛び出すことが必要で、私には日本に来たということがその一つでした。その時も私には夢がありましたが、それをもとに努力したことで、今があります」

プロフェッショナルであることとは「報酬を超えた意義」

ゴルフのプロフェッショナルである丸山さん。ビジネスにおいても、特に外資系企業はプロフェッショナルとしての人材を求めている。丸山さんは「プロの仕事」についてどのように考えているのだろうか。

「僕は、(自分の)夢物語の中で、大舞台に立ちたい、そしてお金を稼ぎたいというのもあるけれど、プロフェッショナルとして、夢を与えるという役割もあると思うんですよ。自分も夢を持つし、夢を与えることもできる」

「お金の話で言うと、ゴルフでは、このパットを決めたら何千万みたいな話って、デビューしたら何年かで通り過ぎる話です。僕らの仕事は一生お金がついてまわるけれど、プロはお金だけでは語れない部分が必ずあると思います。僕らのように、魅せる、つくり出すといった仕事の人であればそうだと思いますが、ビジネスマンの場合だとどうでしょうね」

サンプソン社長は、ビジネスにおいても、プロフェッショナルは報酬だけでは表せないミッションを持つべきだと指摘する。

「ビジネスにも、金銭だけで語れない大きなミッションがあると思います。例えば、ロバート・ウォルターズ・ジャパンでは、日本で働く人たちが、より自らの可能性を追求できるよう、サポートすることです。それが私たちの挑戦です。報酬だけでは自分というものを満たすことはできないと思います」

Achieve growth by stepping out of your comfort zone

「快適な環境」を飛び出すことで得られる成長

丸山さんは、挑戦することで世界での成功を勝ち取ってきた。自らの経験を踏まえ、若いゴルファーたちには若いうちから一流の舞台に挑戦することを勧めている。

「(挑戦したことで)人に伝えられるほど大きな変化は無いかもしれません。けれど、自分の中で大きなもの、変化はあります。経験は絶対に無駄になっていないし、だからこそいろいろな人達に胸を張って経験を語ることができます」

「僕には人生で2つ嬉しかったことがあります。1つは日本。90年代に日本のスーパースターのジャンボ尾崎さんとゴルフをできたこと。そして世界のスーパースター、タイガー・ウッズとゴルフができたこと、これは僕の中で自慢できるし、宝です。これは、日本にいるだけでは無理なことで、『挑戦』したからです。だからこそ、若い人には挑戦してほしいと思います」

サンプソン社長は「私は20代前半で日本に来て、日本でキャリアが開かれました。人は挑戦することで成長します。そのためには快適な環境から飛び出さなければなりません」と強調する。

丸山さんも「椅子を降りる」という表現で、その意義を説く。

「一回日本で椅子に座っちゃうと、そこから降りるのは難しいですよね。日本で部長なのに、アメリカでヒラからやり直すって難しいじゃないですか?僕は降りてもいいと思いましたし、もう一回自分の椅子を取りたかった。その挑戦がなければ、外での成功はありませんでした」

もし実現したい夢があるならば、今のポジションに満足することなく、より厳しい環境でチャレンジすることも必要になってくるのだ。

Be a specialist and have initiative

イニシアチブを持ったスペシャリストたれ

では、「グローバル人材」として国際的に活躍するために、準備すべきこととはどのようなことだろうか。

丸山さんは、ゴルフに関する準備は完璧にしていったというが、唯一、言葉の壁については全て乗り越えるには至らなかったと振り返り、語学の重要性を強調する。「(もし英語が)バンバン喋れれば、僕はタイガー・ウッズの家でポテトチップスを食べていましたよ。そのくらい脇の下に入り込んでいたと思います。」

一方で、サンプソン社長は語学の必要性は認めつつも、ビジネス・プロフェッショナルには「それよりも大事なことがある」と指摘する。

「ビジネスで成功するためには完璧なバイリンガルである必要はないと思っています。でも、コミュニケーション能力は重要だと思っていて、いろいろな言葉を紡いでいくことで自分のメッセージを伝えていければいいですね」

「英語以上に大事なのが、スペシャリストであるということです。日本企業ではジェネラリスト志向も強いですが、外資系企業はスペシャリストを求めています。また、イニシアチブを取れる人であることも重要です。自分で主体的に目標を立てて実行できることが大切です。その意味では、丸山さんはイニシアチブを持ったスペシャリストですよね」

世界は広い。必ず違う世界が見えるよ

大きな夢を持って挑戦し、イニシアチブを持ったスペシャリストとして一流の舞台で活躍した丸山さんはまさに「グローバル人材」だ。もしも挑戦したい夢や目標があるのならば、丸山さんのように今、すでにある「椅子」から降りる覚悟が必要だ。挑戦を成功に導くためには、自らの専門性を磨くなど、今の場所にいてもできる準備はある。丸山さんの軌跡からビジネスマンが学ぶことは多い。

最後に、丸山さんとサンプソン社長にグローバルの舞台に「挑戦」しようとする人へのメッセージを聞いた。

丸山さん「人の人生ですからね、是が非でもそこに行けとは言えません。ただ、世界は広い。本当に見てみたいと思うのだったら、それなりの準備をして行くことを望みます。必ず違う世界が見えるよと僕は言いたいです」

サンプソン社長「確実に言えるのは、後悔しない人生を歩むべきだということです。ロバート・ウォルターズ・ジャパンでは、グローバル人材を目指す人へのさまざまな支援を行っています。これからのキャリアのコース読みまで一緒にやります。ちょうどゴルフのキャディーのようにね」

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