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MBAホルダーのキャリア形成について

海外MBAへの進学を志望する候補者の受験支援をするMBA Lounge主催者・代表取締役の川尻氏(以下、Kawajiri)から、弊社 Ayako Shimizu(以下、Shimizu)がインタビューを受け、MBA取得後のキャリアや現在のグローバル人材の転職市場、企業が求めるスキルについてお話ししました。以下はインタビュー内容を一部抜粋してまとめたものです。

フルバージョンのインタビュー動画はページ下部よりご覧いただけます。

 

Kawajiri:まずは、 ロバート・ウォルターズ・ジャパンではどのような業務を行っているか教えていただけますか?

Shimizu:はい。当社は英国に本社を構え、東京と大阪にオフィスを展開しています。外資系企業および日系グローバル企業を中心に求人をご紹介しており、特にバイリンガル人材やグローバル経験を持つ方々のキャリア面談および転職支援を行っています。その中には、海外MBA取得者も多く含まれています。

Kawajiri:なるほど。グローバルキャリアを目指す方を中心に、最近の転職市場の傾向について教えてください。

Shimizu:日本では、依然としてグローバル人材の不足が深刻な状況です。厚生労働省の調査によると、英語に自信があると回答した人は全体のわずか2%程度にとどまっています。業務で英語を使える人材が限られているため、多くの企業が優秀なグローバル人材を積極的に探しています。

Kawajiri:そうなるとグローバル人材はかなり貴重かなと思います。MBA取得者の年収レンジは、だいたいどれくらいなのでしょうか?

Shimizu:MBAホルダーの場合、年収1,000万円以上を希望される方が多く、実際にその水準に到達しているケースも少なくありません。ただし、職種や企業の採用予算などによって大きく異なるため、一概には言えません。

Kawajiri:MBAホルダーは、かなり高給の部類に入ると思いますが、企業が求めるスキルにはどのようなものがありますか?

Shimizu:特に重視されるのは、英語でのコミュニケーション能力です。外資系企業では海外本社との連携が頻繁に求められるため、高いスピーキング力とリスニング力が不可欠です。また、日系グローバル企業においても、海外子会社のマネジメントなどのポジションで英語力が求められるケースが増えています。加えて、MBAの代名詞とも言えるリーダーシップも重要な要素です。

Kawajiri:30代後半以降の転職は難しいとよく聞きます。実際のところ、転職は可能なのでしょうか?

Shimizu:いわゆる「30歳限界説」という言葉がありますが、これは未経験分野への転職が難しくなるという意味合いです。これまでに培った経験やスキルを活かす転職であれば、30代後半以降でも十分に可能です。実際に、当社でも30~45歳層におけるマネージャーポジションへの転職支援実績が多数あります。

Kawajiri:MBAホルダーが新しい業界へ挑戦することは可能ですか?

Shimizu:はい、可能です。外資系企業や日系グローバル企業では「MBA採用枠」を設けている場合があり、企業と直接面談する機会が提供されることもあります。こうした機会を通じて、新たな業界や職種への挑戦につながるケースも見られます。

Kawajiri:転職市場が大きく動いているという印象を受けます。企業側がMBAホルダーに求めるスキルに変化はありますか?

Shimizu:その点に関して、大きく2つ挙げられます。1つ目はリーダーシップです。日本的な働き方とグローバル環境での働き方の違いを理解し、双方に適応できる柔軟なリーダーシップが求められています。2つ目は戦略的思考です。企業の競争力強化や業務改善への意識が高まる中で、この能力はこれまで以上に重要視されています。

Kawajiri:まさにMBAは2つを身につけるのにふさわしい場所ですね。MBA取得者におすすめの追加スキルは何でしょうか?

Shimizu:職種と業種によってかなり変わってきます。英語力は引き続き重要ですが、それに加えて、日本企業としての競争戦略やグローバル展開をリードできる力が求められています。無駄の削減や経営の最適化などを戦略的に考えられる人材が評価されます。また、ジョブ型採用の進展に伴い、自身のキャリア目標に即した専門スキルや資格の習得も重要です。たとえば、これまでの業界でさらに専門性を高めることで、市場価値の向上につながります。

Kawajiri:最後によく質問を受けるのですが、EMBA(Executive MBA)取得者にはどんな期待がありますか?

Shimizu:そうですね、EMBA取得者に対しては、「キャリアチェンジ」よりも、既存のキャリアをさらに強化する役割が期待される傾向があります。これまでに築いてきたネットワークや知見に加え、EMBAで得た学びを実務に活かし、さらなる成長と成果につなげることが重要です。

 

本対談では、日本におけるグローバル人材不足の現状と、それに伴うMBAホルダーへの高い需要が明らかになりました。特に英語力に加え、リーダーシップや戦略的思考といったスキルが重要視されています。これまでの経験を活かしながら専門性を高めることが、今後のキャリア形成において鍵となるでしょう。

海外にお住まいで帰国後のキャリア形成について相談されたい方は、ぜひこちらからお問い合わせください。

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Robert Walters Japan × MBA Lounge Channel 対談インタビュー

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