ChatGPTの登場により会社員の約8割が企業への人材育成強化を望む
グローバル人材の転職を支援する人材紹介会社のロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社 は10月26日、「ChatGPT」についての調査結果を発表しました。
会社員:ChatGPTの登場により仕事の変化、新たな仕事の機会の増加を見据え、企業側へ人材育成への注力を望む
- 75%の会社員がChatGPTの登場により企業は人材の育成に力をいれるべきだと感じている
- 勤務先がChatGPTの登場で人材の育成に力をいれていると実感している会社員はわずか25%
- ChatGPTの登場により仕事を奪われるという脅威を感じる*
女性会社員:34% 男性会社員:29%
ChatGPTの登場により仕事を奪われるという脅威を感じる理由:
1位「自分の職種の需要が減少」(43%)
2位「自身のスキルや経験が無価値化するのではないかと懸念している」 (40%)
3位「個別のサービスや関係性の重要性が低下すると心配している」(25%)
- 仕事を奪われないために取る対策
1位「より付加価値の高い業務に集中する」(34%)
2位「個別のサービスやカスタマイズを提供する」(25%)
3位「ハードスキルとソフトスキルを学ぶ」(15%)
- 学びたいスキル*
ハードスキルの1位は「データ分析とビジネスインテリジェンス」(22%)
ソフトスキルの1位は「リーダーシップとチームマネジメント」(16%)
ChatGPTに仕事を奪われない理由:
1位「ChatGPTと棲み分けのある職務内容のため」(42%)
2位「ChatGPTには不可能な業務のため」(36%)
3位「自身の創造性や柔軟性は代替できない価値を持っているため」(34%)
今後について
会社員が予想するChatGPTによる影響
- 約7割の会社員がChatGPTの登場により仕事が変化し、新たな仕事の機会が生まれることを示唆
- 会社員が予想するChatGPTの登場により激減する職種
1位「翻訳者/通訳者」(54%)
2位「カスタマーサポート担当者」(38%)
3位「データ入力担当者」(36%)
*グラフなし
調査期間:2023年8 月21日~31日
対象:当社に登録のある国内で働く会社員 n=998 人
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