グローバル人材の転職を支援する人材紹介会社のロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社 (本社:東京都渋谷区、代表取締役:ジェレミー・サンプソン)は6月27日、語学力と専門スキルを活かして働くグローバル人材を対象に「副業・兼業」について調査したアンケート結果を発表しました。
少子高齢化、海外への人材流出などが進み、日本国内の労働者不足に懸念が広がる中、企業は人材確保に向けた様々な取り組みをおこなっています。「副業・兼業」もその一つといえます。では「副業・兼業」は人材獲得・確保に有効な施策の一つなのか、またどのような効果があるのかを調査結果からみていきます。
副業・兼業をしている会社員が副業・兼業をしてよかったこととして、「スキルアップにつながった」(40%)ことを挙げました。
副業・兼業をして悪かったことに関しては、「特にない」(46%)と回答した会社員は、約半数でした。
副業・兼業は会社員にとって、自身のキャリアアップに向けた一つのツールであると言えそうです。
副業・兼業を希望する会社員に「副業・兼業で月いくらくらい稼ぎたい」かを聞いたところ、20・30代は過半数が「~10万円」(55%)と回答、次いで「~30万円」(24%)、40代会社員では「~10万円」(38%)、次いで「~20万円」(28%)、50・60代以降の会社員では「~20万円」(39%)、次いで「~10万円」(34%)という結果でした。
実際に副業・兼業をしている会社員の月収は、1位「~10万円」(41%)、2位「~20万円」(27%)、3位「~30万円」(14%)です。希望月収について20・30代のみ2位に「~30万円」が入っていることが特徴的です。また、50代以降の会社員では1位に「~20万円」を挙げていることから、平均の年収がすでにある程度あること、もしくは老後の生活を見据えて貯蓄を想定に入れていることがうかがえます。
では、副業・兼業の労働時間について見ていきます。1週間の希望労働時間は、副業・兼業を希望する会社員の半数が「~10時間」、次いで34%が「~5時間」と回答しました。
実際に副業・兼業をしている会社員の1週間の労働時間も、1位「~5時間」(43%)、2位「~10時間」(39%)でした。隙間時間を有効に活用していることが示唆できます。
希望の業務内容については、年代別に20・30代の会社員の過半数が「投資関連(不動産・株式・仮想通貨)」(56%)と回答、40代「クリエイティブ系(ライター・デザイナー・プログラマー等)」(35%)、50代以降「コンサルティング系(業界は問わない)」(40%)でした。20・30代の若年層は不労所得に注目しており、シニア層は経験を活かして働けるコンサルティングの業務を望んでいるようです。
実際に副業・兼業をしている会社員の業務内容は1位「コンサルティング系」(31%)、2位「投資関連」(29%)、3位「クリエイティブ系」と「販売・サービス業関連(店舗・事業所)」(14%)でした。
今回の調査では、「副業・兼業」がスキルアップにつながるツールとして会社員が利用していることがわかりました。また、「副業・兼業」を望んでいる会社員は年代ごとに志向が異なる傾向にあることが示唆できます。
調査期間:2023年4月20日~4月28日
対象:当社に登録のある国内で働く会社員 n=342 人
グローバル人材の転職を支援する人材紹介会社のロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:ジェレミー・サンプソン)は7月5日、専門スキル、英語力、グローバルビジネスへの深い理解を活かして国内の第一線で活躍する会社員を対象に「会社員の勉強実態」を調査したアンケート結果を発表しました。 ハイブリッド勤務を活用し「勉強に費やす時間が増えている」 回答を寄せた299人の会社員のうち66%が、在宅勤務を組み込んだハイブリッド勤務およびステイホームを機に「勉強に費やす時間が増えている」と答えました。 習得を目指すもの:1位「英語」、2位「ソフトスキル」 勉強している内容で
もっと読む理由は1位「キャリアが広がる」、2位「関係構築に役立つ」 英語を使う求人を紹介する人材紹介会社のロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社 (本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:デイビッド・スワン)は3月1日、日本語・英語の2言語と専門分野でのスキルを用いて働くグローバル人材を対象に実施した英語力と仕事に関するアンケート調査の結果を発表しました。 グローバル人材の82%「英語ができることで、仕事で得している」と回答 アンケート調査に回答を寄せた275人の会社員のうち、82%が「英語ができることで、仕事で得していますか?」という質問に対し、「得していると思う」と答えました。さらにネイティブレベル、
もっと読むグローバル人材の転職を支援する人材紹介会社のロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社 (本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:デイビッド・スワン)は4月12日、英語力と専門スキルを活かし国内の第一線で活躍する会社員を対象に勉強の実態を調査したアンケート結果を発表しました。 38%が毎日勉強。上司 vs 部下:上司の方が定期的に勉強していた 外資系企業、グローバル展開の進む国内大手企業で働くバイリンガル人材を対象とした当アンケート調査に回答を寄せた241人の会社員のうち、38%が「どんな頻度で勉強しているか?」の問いに「毎日」と回答しました。毎週、毎月を含めると回答者全体の7割が定期的に勉強してい
もっと読むダイバーシティに富んだグローバルチームの一員になりませんか?当社では、新卒入社の社員から経験豊富なリクルーターまで、個性豊かな社員が活躍しています。