女性会社員41%、男性会社員63%「職場に尊敬できる同性の管理職がいる」 6割は尊敬できる同性管理職の有無が「管理職になりたい気持ちに影響」
グローバル人材の転職を支援する人材紹介会社のロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社 (本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:ジェレミー・サンプソン)は5月10日、語学力と専門スキルを活かして働くグローバル人材を対象に、多様な働き方、より良い働き方の追求のため、「管理職」について調査したアンケート結果を発表しました。
【女性会社員】約7割が「キャリアに関して相談、アドバイスをもらえる相手が必要」と回答
73%の女性会社員が「キャリアに関して相談、アドバイスをもらえる相手が必要」と考えていることが分かりました。男性会社員の回答は65%。一方、「職場に尊敬できる同性の管理職がいる」と回答した女性会社員は41%、男性会社員では63%でした。
【尊敬できる同性管理職の有無】6割が「管理職になりたい気持ちに影響がある」と回答
また、6割の会社員が「尊敬できる同性管理職の有無は、管理職になりたい気持ちに影響する」と回答。前述のように女性会社員は、キャリアに関してアドバイスが必要、さらに尊敬できる同性管理職が必要としつつも、尊敬のできる同性の管理職が近くにいる人は少ないことが分かりました。
【部下の育成に熱心な上司】外資系63%、日系45%
「上司との関係」や「上司が仕事に裁量権を与えているか」については大多数の会社員が上司とコミュニケーションを取れており(79%)、裁量権もある(88%)と答えました。一方、「上司があなたの育成に熱心」と回答した会社員は、外資系企業に勤務している会社員では63%だったのに対し、日系企業に勤務している会社員の割合は45%にとどまりました。
今回の調査から特に多くの女性会社員がキャリアに関してアドバイスをもらえる相手やロールモデルを必要と感じていることがわかりました。女性管理職の登用を推進の動きが見られますが、多様性が進んでいく中、管理職の在り方にも変化が見られます。部下が管理職になりたいと考えるには管理職自身が多様な働き方を受け入れ、体現していくことが重要といえます。
調査期間:2022年 3月10~18日
対象:当社に登録のある国内で働く会社員 n=930人
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