グローバル人材の転職を支援する人材紹介会社のロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社 (本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:ジェレミー・サンプソン)は4月26日、語学力と専門スキルを活かして働くグローバル人材を対象に、多様な働き方、より良い働き方の追求のため、「管理職」について調査したアンケート結果を発表しました。
75%の男性会社員が「管理職につきたい」と考えていることが分かりました。一方、「管理職につきたい」と回答した女性会社員は54%でした。「管理職につきたい」理由は、男女ともに1位「給与」(67%)、2位「やりがい」(55%)、3位「組織への貢献」(25%)。反対に「管理職につきたくない・つくことができない」と回答した会社員の理由は、1位「ストレスが増える」(32%)、2位「家庭(プライベート)との両立が難しい」(29%)、3位「管理職に向いていない」(23%)という結果でした。
また、日系企業に勤務している会社員の7割以上が「男性の方が、昇進・昇格に結びつく仕事を任されている」(72%)と回答。外資系企業に勤務している会社員の回答は49%だったことから、日系企業は性別により仕事内容に違いがあることがうかがえます。
「勤務先の女性管理職の割合について」は、日系企業の会社員の42%が「低いので登用を推進すべき」と回答したのに対し、「男女の割合が半々」であると回答したのはわずか3%でした。
外資系企業の会社員の回答は、「性別にかかわらず、能力・適正で判断すべき」(53%)が最も多く、「低いので登用を推進すべき」という回答は、23%にとどまりました。「男女の割合が半々」と回答したのは12%という結果でした。
「女性管理職の割合が低い」理由として、日系企業・外資系企業にかかわらず、「女性社員が少ない」(30%)、「昇進意欲のある女性が少ない」(29%)、「組織・上司のアンコンシャス・バイアス」(28%)が上位となりました。
調査期間:2022年 3月10~18日
対象:当社に登録のある国内で働く会社員 n=930人
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