「Davidさんは私のエネルギー分野での経験を認めてくれ、日本では思いもよらなかったトップオファーにつないでくれました」
Mikeこと武田稔(以下:Mike)とロバート・ウォルターズのストーリーは、20年以上前に始まりました。きっかけはコンサルタントのDavidがMikeにエネルギー業界でトップクラス企業への幹部職の話を持ってきたことです。
当時Mikeは、1999年にエクソンと合併して縮小されていたモービルのニュージーランド勤務から戻った後、コンサルティング業務に従事していました。
数百人を超えるチームを率いるディレクターとしてニュージーランドで活躍していたMikeは、日本のモービルでサプライ・プランニングの仕事に携わり、ワシントンDCの本社勤務を経て、ニュージーランドでのディレクター職のオファーを受けるまでに成長していました。やがて新しい仕事を求めて日本に戻り、友人の紹介で東京の大手コンサルティング会社のパートナーとして活躍していました。
仕事を積極的に探していたわけではなかったけれど、ロバート・ウォルターズの東京オフィスから電話がかかってきたんです。
電話先でコンサルタントが以下のように告げたとMikeは振り返ります。それがDavidでした。
「Mikeさん、あなたの経歴を見させてもらいました。大手石油会社であなたに最適で魅力ある素晴らしいポジションがあります。」とDavidはMikeに提案したと言います。
「どの会社ですか?」と尋ねると「シェル・ガス&パワー・ジャパンの社長です。」との返答が。
Mikeは、数年前に辞めざるを得なかったエネルギー業界で、そして言うまでもなくエネルギー業界の象徴であるようなシェルという企業で再び働くチャンスに飛びつこうと決心しました。Mikeは幸運を掴み、面接もうまくいったと語っています。
「Davidさんが手を差し伸べてくれたおかげで、熟知した業界で自分の経験を存分にいかせる機会に恵まれました。それだけでなく驚くことに、合併後にシェルに移った他の元モービル社員とも知り合うことができ、とても歓迎されました。」
シェルに勤めていた間、Mikeは昇進してシンガポールのオフィスに移り、中国、韓国、ベトナム、他の東南アジア市場をも統括をしていました。
「異なる文化や宗教を持つ人々が共存している東南アジアの雰囲気は、とても多様性に富んでいて好きでした。今日のようにダイバーシティが重要なトレンドになるずっと前から、私はダイバーシティについて直接学ぶことができ、間違いなく多くの恩恵を受けました。」
結局、Mikeはシェル会長として日本に戻ってきました。
「私のプロフェッショナルとしてのキャリアを大きく変えてくれたDavidさんからの電話には、一生感謝しています。シェルで働いたことで、いくつかの市場にわたるエネルギー業界のさまざまな分野を経験する機会を得ることができました。」
武田 稔
元シェルジャパン代表取締役社長、並びにロイヤルダッチシェル日本代表
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