外出の自粛が長引くと、社交的な人も、そうでない人も、仕事が何となく手につかず、気分が冴えないような日が出てくるかもしれません。オフィスに行かなくとも、同僚と繋がっているという結束力さえ感じられれば、仕事の捗りもだいぶ良くなります。この記事では、それぞれが在宅勤務で働きながらも同僚とのつながりを維持するためにできることをいくつかご紹介します。
2通以上のメールをやりとりしないと終わらないような会話は、ビデオ通話や電話で話す方が効率的。メールやチャットに慣れていると、ビデオ通話や電話に抵抗感がある人もいるかもしれません。お互いの効率のためなので、遠慮や心配も必要ありません。パソコン画面を長時間連続して見続けると、孤立した感覚にもなりメンタルコントロール上も好ましくありません。ビデオ通話や電話を優先して使うようにすると効率が良くなるだけではなく、同僚との会話が充実し、有意義な関係を維持するのにも役立ちます。
会話がスムーズに流れるように工夫するのは大切なことです。しかし、会話が途絶えないようにとプレッシャーを感じる必要はありません。仕事が滞っているときは「集中したい」ことを正直に同僚に伝えて、代わりにオンライン通話でのコーヒーブレイクを設定するといいでしょう。突然電話するのではなく、都合を聞いてから連絡しましょう。少しの時間、お互いに仕事の手を休めて会話を楽しめば、カジュアルに情報交換ができるだけでなく、気分もリフレッシュしてその後の仕事にも好影響が期待できます。週の終わりにチームで集まりってオンライン通話で談笑するだけでも、リラックスした時間を共有できるのでおすすめです。
普段のオンライン会議ではミュートにしているという人がいたら、まずはミュートをやめてみてください。積極的に自分の考えを共有し、自分の専門分野に関しては自ら提案をして、ディスカッションに参加しましょう。ウェブカメラもオンにしておけば、集中力を高められるほか、お互いの表情が見られるので、会話のニュアンスが伝わりやすくなります。
賑やかなオフィスから離れて、長期間にわたっての在宅勤務が続くと、どうしても孤独感が生まれてきます。抗わずに、その孤独感を受け入れましょう。マインドセットが変われば、仕事の進め方や働き方にも新しい視点を持てるようになります。生産性への意識が高まるため、工夫もするようになります。そうすると、在宅勤務の期間を終えて会社に戻った時に、以前よりも効率的な働き方や仕事の進め方が身についているかもしれません。静かな時間が長い間続いていると飽きてしまうこともあります。そういうときはリラックスできる音楽をかけて作業をするのもいいでしょう。スマートフォンは手の届かない場所に置いて、タスクをこなすことに集中しましょう。
自宅で長い間仕事をしていると、オフィスでの賑やかな日常が恋しくなります。あなたの同僚も同じように感じているかもしれません。在宅勤務中は、普段よりも自分から発信することを心がけてみてください。社内SNSにグループを作って同僚に話しかけたり、クイズを出したりするのもいいでしょう。こうした小さな行動の一つひとつが、チームをポジティブな空気で満たすことにつながります。
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