人材紹介会社ロバート・ウォルターズ・ジャパン、「現職での仕事満足度」「転職への関心度」を調査
グローバル人材の転職を支援する人材紹介会社のロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社 (本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:ジェレミー・サンプソン)は10月29日、英語力と専門スキルを活かし国内の第一線で活躍する2,465人の会社員に「現職での仕事満足度」と「転職への関心度」を聞いたアンケート調査の結果を発表しました。
「あなたの仕事満足度を測る基準は?」という問いに対し、正社員の回答は1位「報酬・福利厚生」、2位「上司からの評価・サポート」、3位「職務内容」、4位「トレーニング」という結果に。8割以上が仕事満足度に直結する要素としてこれらを重要視していることが分かりました。契約・派遣社員の回答では、職務内容(3位)をワークライフバランス(2位)が上回りました。正社員では、ワークライフバランスを「仕事満足度」の要因に上げたのは全体の6割(7位)に留まりました。
仕事満足度の要因に1位「報酬・福利厚生」を上げた回答者が多かった一方で、来年度の基本給の昇給について感触を尋ねた質問では、転職時とほぼ同等の「11%またはそれ以上の昇給」を予感しているのは全体の1割に留まりました。さらに「あなたの業種・職種における転職機会は、今後も十分にあると思いますか?」という質問に対して、「十分にある」(41%)、「多少はある」(38%)と回答。慢性的な人材不足の認知が広がり、自身への需要・市場価値にある程度の自信を抱いていることがうかがえる結果となりました。さらに「転職活動中でなくとも、仕事の紹介があれば関心を持つか」を尋ねた質問では、最近転職した人を含む89%が「はい」と回答。昇給が鈍化している中、大多数がヘッドハンティングなどの新しいチャンスに対しアンテナを張っている状況であることを示唆する結果となりました。
2018年の前回調査では「職務内容の変化」、「報酬アップ」、「勤務地」が順に上位に着けた「転職の決断で、最も重要視すること」を問う質問への今回の回答結果は、1位「報酬アップ」、2位「昇格・キャリアアップ」、3位「職務内容の変化」でした。ここでも、ビジネスへの貢献を惜しまず、同時にその対価として適当な報酬・昇進を求める「成果主義」とも言えそうな積極性の高さがうかがえます。年金2000万円不足問題や景況感の低減から報酬への意識が一層高まっていることのほか、終身雇用に対する企業の考えに変化が見られ始めたことも影響し、主体的なキャリア形成の風潮が強まってきているのかもしれません。
実施期間:2019年8月8日~8月30日、対象:ホワイトカラー会社員(弊社登録者)n=2,465人
ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社 広報
TEL: 03-4570-1500
E-mail: info@robertwalters.co.jp
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