動画面接を成功させる5つのコツ

ほとんどの場合はエントリーシートの代わり、1次面接の代わりなど多数の応募者の中から候補者を絞り込む目的で使われていますが、今後は対面での面接をせずに採用する企業も増えるかもしれません。
ここでは、動画面接をクリアして成功に導くためのコツを5つ紹介します。
1. カメラ位置・照明は証明写真をイメージ
カメラは胸から上・正面・目の高さのところで固定しましょう。スマホやタブレット端末も固定することで手ぶれを気にせず落ち着いて撮影できます。照明は自然に見えることを意識してください。自然光・照明を活用して斜め上から当てると自然な表情に仕上がります。
逆行になってしまっている場合、相手があなたの顔をよく見ることができません。
2. 面接の邪魔にならないように背景・音に注意
背景も白・グレーなど無地の壁が無難です。散らかった部屋・逆光になる窓の前での撮影は好ましくありません。クリエイティブな仕事などの特別な場合を除いては、自己アピールよりも面接官が動画を見たときに面接に集中できることを優先しましょう。いつでも、どこでも撮れることも動画面接のメリットです。話し声、騒音などがない静かでリラックスできる場所・時間を選びましょう。
3. カメラの向こうにいる面接官に話す
撮影にはカメラを用いますが、動画面接でも目線・立ち居振る舞いは対面の面接と同じと考えてください。カメラの向こうにいる面接官に向かって話していることを繰り返し意識することで、目をそらしてしまう・台本を棒読みしてしまうというミスも自然に防げます。対面の面接ではアイコンタクトが大切ですが、動画面接でも同じです。動画の始まりから終わりまでアイコンタクトをしている意識が保てれば面接官にもあなたの自信が伝わります。
4. 服装は「胸から上」の見え方を確認して
会社からの指定がない限り「胸から上」の撮影が基本です。会議室などで行われる対面の面接とは異なり、動画面接では画面上に終始上半身アップが映った状態で面接されます。ネクタイ、服装の清潔感、髪型、表情の印象は対面の面接より強くなります。特別なこだわりがなければ主張しすぎないオーソドックスな色柄のネクタイがおすすめです。
5. 準備・練習には十分に時間をかけて
予め動画の長さ・内容に指定があるか確認しましょう。動画面接の位置づけ・面接官の職責も予め確認しておくと準備がしやすくなります。志望動機・指定された質問への回答は箇条書きなどでポイントをわかりやすく整理しておきましょう。台本を読んだような話しかたは好ましくありません。十分な時間をかけてテスト撮影・動画確認を繰り返しましょう。面接官がどんなタイプでも自然に解釈できる言葉を選べているか、早口になっていないか、自然な目線で話せているかをポイントに練習を繰り返すことで、自信が伝わる動画を完成させることができるでしょう。
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