15年先のキャリア形成を見据えて

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アソシエート・ディレクターの吉村 午良は28歳で管理職に就き、医療機器・医薬品分野のプロフェッショナルの採用活動をサポートする「ヘルスケアチーム」で10人近くの多国籍なメンバーを束ねています。「ロバート・ウォルターズは、言わばコンディションの良い芝生でコーチからレベルの高いサポートが受けられる、サッカー場のような環境。その中でいいプレイをして結果を残せるか否かは、すべて自分次第。自分の向き合い方次第で自らの成長とキャリアステップを成功に導くことができる職場。」サッカーではゴールキーパーとして司令塔を担ってきた吉村は部下の個性と活躍の場を見定める。リーダーとしてのチームとの向き合い方、コンサルタントとしてのクライアントとの向き合い方を語ります。
 

チームの成果をどこまで引き出せるか。コミュニケーションを重要視

チームが高い成果を出すためにアソシエート・ディレクターとして私がすべきことは、メンバーの一人ひとりがモチベーションを保って打ち込める環境作りです。リーダーシップの要はコミュニケーション。28歳で初めて管理職に就いた当初は、伝え方が下手で言葉にして褒めることが苦手でした。そのためにメンバーのモチベーションを崩してしまったこともありました。その経験を機に「部下・同僚とのコミュニケーション」を自分の課題として自覚し、部下から自分の接し方へのフィードバックを積極的に求めました。

人材コンサルタントとして人事に携わってきた者として、相手がクライアントでも部下でも意識的に寄り添って言葉を交わすことで信頼関係を築きたい、人と関わることにこだわりたいという思いが強くありました。マネージメント哲学ではラグビー元日本代表監督のエディ・ジョーンズ氏のマネージメント・トレーニングに参加して彼の話に共感。チームに何を期待しているのかを、一貫したメッセージで何度も繰り返し伝えることを大切にしています。

幼少期から続けているサッカーでは常にゴールキーパーとしてフィールドを見てきたので、部下一人ひとりの得意・不得意を見極めながらチームプレイ効果を最大限に引き出すのが私のマネジメントスタイルです。主に医療機器・製薬の2業種にチームを分けて、営業&マーケティング職、臨床開発職、メディカルアフェアーズ職、事業開発職、経営管理職などの各専門職種に特化したスタッフを配置しています。
 

献身的な姿勢と実直さが信頼を育む。理想はクライアントの「相談役」

クライアント各社から従業員の定着率を高めたいといった相談を受けることが増えています。入社後の定着率が低いため昇格機会や待遇についての認識違いを採用の時点から減らしておきたいという声が多く聞かれます。

新入社員が入ると必ず自分の口から伝えているのは「コミットメント」のこと。採用をサポートすると決めたなら、そのクライアント企業に対しての熱意、誠意、時間を惜しみなく注ぐことが信頼関係を育む唯一の方法だと考えています。

前述のような相談を受けるのも、信頼を寄せていただけている証拠です。コンスタントに十分な数の候補者を提案できるのも豊富なデータベースを持つ当社だからこそ。会社のブランド力も信頼関係を築く上ではとても有益です。

ヘルスケア分野に医療機器メーカー、製薬会社などひとつでも多くの命を救うことや痛みを軽減することを目指す志が高く、情熱に溢れた方が集まった会社ばかりです。自分の紹介で転職したスペシャリストが、数年後に新薬開発に携わったというような吉報を耳にすることも、チームにとっての大きなモチベーションになっています。
 

10年先、15年先の自分の人材価値を高められる職場

人材紹介コンサルタントは黒衣。求職者、クライアントのそれぞれに検討材料を揃えて提示するのが仕事です。

転職者のキャリア形成に携わる際に大事にしているのは5年先、10年先といった長期的な視点でのメリットを冷静に判断してアドバイスすること。在職者が転職を選ぶ際、候補者本人は給与や待遇などの短絡的なメリットだけに目を向けてしまいがちです。「逃げの転職」になってしまわないように「どんな仕事をしたいのか」、「何を成し遂げたいのか」を丁寧にヒアリングすることで理解を深めます。包括的なアドバイスができるのもヘルスケア分野を専門に経験値を積み重ねてきたから。入社後に転職者が「合わない」と感じて早々に退職してしまうのは、転職者本人のキャリア形成上も採用企業側にとっても決してプラスにはなりません。

これは、人材紹介コンサルタントとして当社で働くことを選ぶ際にも共通する考えです。ロバート・ウォルターズ・ジャパンへの入社を検討するならば、10年先、15年先の自分の人材価値をどう高められるかを想像してください。ロバート・ウォルターズ・ジャパンには人材を育てる豊かな土壌があり、コンサルタントがステップアップするためのサポートが充実しています。国籍・年齢・性別にかかわらず平等なチャンスが与えられ、平等な基準のもとに評価されます。自分で定めた目標に向かって責任を果たせば結果が必ず返ってきます。生産性を意識し、結果を出すことにコミットできる人には最適な環境です。
 

テクノロジーでも替われない、人と人が関わる仕事

人材紹介業を10年経験して思うことは人を介して行うコミュニケーションの大切さ。人材を紹介して転職が成約して終わりではなく、転職後のサポートまで一環して行います。人材の価値を測るとき、スキル一覧・在籍した企業名・勤続年数だけでは判断できません。具体的に何を成し遂げた人で、どういうときにどんな対応をする人なのか、そうしたソフトスキル・人間性は人(コンサルタント)が関与しなければ測れません。こうしたプロセスはAIの進化をもっても代替されないだけでなく、テクノロジーの進化が進むほど人が携わることに付加価値が生まれ、高まることでしょう。
 

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