「転職して3年もたたないのに、また転職活動かーー。」コロナ禍のもと、そう感じている人は少なくないのかもしれません。多くの企業が従業員の昇進・昇給には慎重になり、サマーボーナスや研修・トレーニング予算をカットした企業もあります。更に深刻な経営難にある企業では、先行きの見通しが立ちづらいことから人員削減にも踏み切っています。こうしたパンデミックの中では、自身のキャリアに不安を覚えたり、転職活動などのキャリアアップに取り組むのがしんどくなることもあるでしょう。こうした「尻込み」から脱却する10の方法を紹介します。
まずは、働きたい企業をリストアップしましょう。競合他社との比較分析をし、求人情報からスキル要件や昇進などキャリアアップ機会を予め把握して、応募先の優先順位を決めます。こうした項目をチェックリストにまとめておき、情報収集が済んだらチェックマークを入れたり、自分の価値観・スキルとマッチする点にチェックマークを入れていけば、応募の優先順位を決めるのに役立つだけでなく、転職活動の途中で脱線してしまうことなく、プロセスが進めやすくなります。
自分が働いているシーンを想像できないような仕事なら、応募しないほうが良いかもしれません。業界、職種、給与額、勤務地などの条件を念頭に、あなたの理想の仕事、成長に向かって努力ができる環境はどの求人にあるのかを自問してみてください。理想の仕事に就いている自分や応募結果を具体的にイメージできていれば、職探し(転職活動)の時間も有意義に費やしていることが実感できるでしょう。理想の仕事、理想の環境などをビジョンボードにまとめておけば、自分へのリマインダ―として転職活動中や転職後にキャリアプラン(将来設計)を振り返るときにも役立つでしょう。
同時期に20件の求人に応募するなどといった「量」に頼らず、転職活動は「質」で挑みましょう。まずはLinkedInなどSNSアカウントのクリーンナップから始めるのもいいでしょう。載せているプロフィール(経歴)を精査したり、興味のある企業のアカウントをフォローして最新の事業情報を確認したり、その業界の最前線で働いている人たちと繋がるのも転職活動には効果的です。
履歴書・職務経歴書ではアピールできないスキルや功績を第三者の推薦文として集めておきましょう。例えば、LinkedInのプロフィールにはクライアント・上司・同僚など第三者からの推薦文を掲載できます。採用審査で役立つだけでなく、自分の強みと経験を再確認することで、仕事や転職活動でも、あなたのモチベーションを高めてくれるでしょう。
トップリーダーたちがどんなことを考えているのか、どんなビジョンを描いているのか。転職を検討している業界があれば、その業界の経営者・有識者のスピーチ動画(Tedトークなど)やインタビュー記事にも目を通しましょう。彼らの発言からインスピレーションをもらったり、背中を押してもらえることも少なくありません。リーダーたちのビジョンや哲学に学ぶことができる効率的なツールですので、頻度・タイミングを決めて定期的にチェックするのもいいでしょう。
応募したい求人、働きたい業界があれば、その業界がコロナ禍でどんな課題に向き合っているのかをリサーチしましょう。業界に特化して具体的に解説しているコンテンツを見つけて、最新の主要トレンドを把握しておけば、面接官との充実したディスカッションが期待できます。他の候補者から一歩リードするチャンスです。
あなたを引き上げてくれる人、あなたを奮い立たせてくれる人、そして、あなたの才能を最大限に引き出してくれる人。そういう人たちの中に身を置くようにしましょう。これもまた、成長を続けられる環境・自分にマッチする仕事を見極めて、そこに辿り着くために欠かせないことの一つです。
自分の価値を認めてもらうためには、周囲に感謝の気持ちを示し、他者を助けることが大切です。これまであなたにキャリアアップの機会や学びを与えてくれた上司・同僚・クライアントに感謝を伝えておきましょう。慈善団体への募金やボランティア参加など社会貢献活動にも携われば、自身と社会との関わりを意識でき、社会に還元する大切さを学ぶことができます。
やる気を維持するための画期的な方法の一つに、1日の終わりに「仕事上または個人的に感謝していることを3つ書き出してみる」というのがあります。週の終わりにこの3つを読み返すと、その週にあった出来事の中で、良かったことにフォーカスでき、不確実性や不安を乗り越えることができます。
計画が予定どおり進まないと、自分自身を責めてしまいがち。転職活動を進める上で、誰かに頼りたいときは、迷わずに相談しましょう。内定がなかなか出ないときは、あなた自身があなたの価値を信じてあげましょう。不採用、採用フリーズが度重なったとしても、会社・仕事・タイミングなどに「マッチしなかった」だけです。即戦力人材またはポテンシャル人材としてのあなたの価値を見抜ける会社が来るまで諦めずに前向きに取り組みましょう。
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