困難な状況の中でもスタッフをやる気にさせる方法

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優秀なビジネスリーダーでも、自分の会社・チームがこれから直面する困難のすべてを予想しておくことはできません。自分のコントロールが及ぶものか否かにかかわらず、困難に直面したときは、経営陣・管理職の求心力が求められます。激動の中にいるスタッフは、積み重なるプレッシャーと先の見えない不確実性に圧倒されています。そのため、経営陣と管理職が従業員の発想力とモチベーションを維持できるように努めることが大切になります。この記事では、逆風の中でスタッフのやる気を引き出して逆風を突破する方法をご紹介します。

パニックを情熱に変える

困難な状況に突入すると、不安や恐怖心にかられてしまうこともしばしばあります。先々の見通しが立ちづらい不確実性が蔓延するなかを突破するのはリーダーにとっても難しいこと。そういうときは視点を変えて、その困難(チャレンジ)をチャンスと捉えてみるのがいいでしょう。あなたの会社・チームにできること、追い風となり得るメリットに着目しましょう。深刻な状況の下では、深刻さとその原因ばかりに目を向けず、会社・チームの強みを再確認し、どんなアクションを起こせるのかを考え、リーダーシップを持って具体的な指示を出すことが重要です。試練はどんな企業・チームにも必ず訪れるものですが、試練に行く手を阻まれることなく、反対にその試練を機転・成長のきっかけに利用できれば、これまで以上に結束力のある、強い組織になるでしょう。

レトリックを行動に変える

ほとんどの従業員は、リーダーたちが多用するレトリックに耳馴染みがあります。そのため、言葉を駆使するだけでは、望ましい効果が得られないことがあります。 優れたリーダーは話だけではなく、話を上回る実践的な取り組みと行動を自ら見せることで、影響力を示します。豊富なインサイトと業務上の具体的なアドバイス・指示を通じて施策を主導することで、あなたの言葉がはじめて結果に繋がります。

乗り越える力が備わっていることも伝える

ビジネス環境が厳しくなると、スタッフ一人ひとりに課せられる要求が平常時に比べて大幅に増えるため、一人ひとりが感じているプレッシャーも、リーダーが思っている以上に大きく膨らんでいます。従業員の緊張感が高まる中で、困難を乗り切るための道を示し続けるのはリーダーにとっても簡単ではありません。リラックスし過ぎていては逆風の突破はできませんが、堅固さと公平さの適切なバランスをとることも大切です。スタッフにも厳しい現状を十分に伝えると同時に、努力と献身をもって臨めば必ず乗り越えられることも十分に伝えましょう。

チームをまとめる

物事がうまくいかないと、誰かのせいにしたり、何かのせいにしてしまいがちです。責任を追及する相手をチームの中に探したり、不要な敵対心を抱くなどのネガティブな循環が生まれることも。一人ひとりの従業員が共通の目標に向かって協力し合っていないと、組織力は低下していきます。困難に立ち向かうときこそ、ひとつのチームとして団結し続けることが大切です。個々のスタッフの失敗に固執せず、まずはチームの結束力を高めることに注力しましょう。チームの力で課題を乗り越えられたという経験をスタッフ自身にさせることが大切です。そうすれば、今後どんな課題に取り組むときにも、チームで突破できるという自信を持つことができるでしょう。

もうひとつ重要なのが「評価システム」です。新卒・中途という概念がなくなれば、会社の在籍年数や年齢で評価されるのではなく、「能力」と「成果」を評価基準とした評価システムが不可欠です。

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