採用動向レポート│IT

Tytuł obrazka

2015年のIT プロフェッショナルの採用傾向は業種により大きな違いが見られました。2016 年も同様の傾向が続き、特にソーシャルメディア、ゲーム企業の需要が高まると想定されます。

サイバーセキュリティ、クラウドコンピューティング、モノのインターネット(IoT)、ビッグデータの専門家に加え、分野を問わずスキルの高いIT営業職の需要が高まるでしょう。これらスペシャリストの給与水準は、他分野の専門家が10 ~15% 増であるのに対し、最大20%上昇する見通しです。

IT―商工業

日系企業の事業グローバル化に後押しされ、2015年はバイリンガルのITプロフェッショナルをめぐる採用競争が激化しました。また、企業が人員増強、国内業務を拡大したため、既存のポジション数の増加に加え、新たなポジションも求人市場に登場しました。

IT―金融

業務改革プロジェクトが続くなか、2015年の銀行部門ではビジネスアナリストとプロジェクトマネージャーが人気を集めたほか、規制改革によりセキュリティ、テクノロジーリスク、監査分野のスペシャリスト需要も続きました。

また、欧州系銀行の採用活動が活発化し、アプリケーションサポートのプロフェッショナルの需要が増大。米国系銀行の採用はやや減速したものの、デベロッパー、プロジェクトマネージャー、テクノロジーリスク、IT 監査のスペシャリストが求められています。

保険業界の採用活動は、CIOに至るまで総じて活発となりました。2015年末には多くの銀行・保険会社が採用を一時凍結したものの、2016年は採用活動が持ち直し、セキュリティやリスクのプロフェッショナルに対する需要が再びクローズアップされるでしょう。

IT―オンライン

多くの企業がここ数年、ジュニアレベルの開発・エンジニアリング人材の採用に力を入れてきました。しかし現在は管理職ポジションに需要がシフトし、特にリードエンジニアやプロジェクトマネジメントのプロフェッショナルが求められています。

2016年は、ウェブ関連企業がサーバー側のHadoopエンジニアの採用を積極的に進めるとみられており、ゲーム関連企業では、ゲームエンジン「Unity」「Coco2D」の専門家の需要が高まるでしょう。

IT― ベンダー・コンサルティング

2015年はセキュリティへの関心の高まりから、全てのネットワーク及びソフトウェアセキュリティ分野のスペシャリストの採用が活発となりました。この傾向は2016年も続き、人材不足から給与は高水準にとどまる見通しです。

大容量データの処理・解析ニーズの高まりを受けて、データサイエンティスト、アナリスト、ビジネスインテリジェンスエンジニア、コンサルタントに対する需要も急速に増えるでしょう。企業は従来の業界の垣根を越えた商品開発に取り組んでいるため、製造業の経験とクラウド、ソフトウェア、データ関連の知識を兼ね備えたプロフェッショナルの需要もますます高まると予想されます。コンサルティングサービスの需要増から、国際コンサルティング企業も新たな人材獲得の動きを続けるとみられています。

IT―派遣・契約社員

企業がシステムの実装・アップグレードを進める中、2016年はERP 関連(特にSAP)のスキルを持つ派遣・契約社員ニーズが高まるほか、最近顕著となっているバイリンガルのビジネスアナリストとプロジェクトマネージャーに対する需要も、年間を通じて継続するとみられます。また、求職者が東京志向であるため、関西などの地域で、高いスキルを持つバイリンガルのIT プロフェッショナル不足が続くでしょう。

 

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