20代にやっておくべき6つのこと(2)

ポイント4 お金より経験を溜める
将来の目標のためにできるだけ節約して貯金しよう、と考えている人は立派な管理能力の持ち主でしょう。しかし、自分の成長のための投資は惜しみなくすることをおすすめします。たとえば、節約のために読みたい本を買わない、目上の人との飲み会に出席しない、お金に余裕がでたら資格をとろうと後回しにする、といったことです。20代は「未熟な年代」といいましたが、未成熟だからこそ学ぶ機会はたくさんあります。そんな貴重な時期に経験や知識を得るチャンスを節約してしまうのは惜しいです。知的好奇心が豊富な20代のうちは「知りたい」という欲求を抑えなくてもすむように、財源を確保しましょう。
ポイント5 一流のものを知る
一流のものといったら何を思い浮かべますか?高級食材を使った三ツ星レストランのサービス、大手企業の社長の仕事ぶり、世界的に有名なアーティストの絵画。どれも一流です。多くの人に認められているものは必ず試行錯誤のうえに成り立っています。一流に触れることで、自分の目標を高く具体的に設定できるでしょう。一流のサービス、一流の仕事、一流の作品ができた裏側を知って、自分だったらどんなことをして実現していくか考えてみると新たな課題が見つかるかもしれません。
ポイント6 多くの人と関わる
老若男女問わず人との関わりというのは切っても切れないものです。20代の大人へと成熟する過程で人との関わり方を改めて考えてみることは大切です。たとえば家族との関係。両親の仕事の話や若い頃の話などを聞いてみてください。自分と同じような悩みや夢を持っていたとしたら良いアドバイスをもらえるかもしれません。自分をよく知る友人からの客観的な意見は説得力がありますし、色々な人と関係を築いていく過程で自分の性格や、人生においての優先順位を考える機会ができるでしょう。人と関わることで自分が今後どんなキャリアでどんな人生を送りたいのかというビジョンが見えてきます。
20代は自分のやりたいことができる年代です。組織を管理する立場になると自分のことだけ考えて仕事をするわけにはいきません。学ぶ機会が多い20代のうちに自分のキャリアプランや人生プランを思い描いて、失敗をおそれずに行動していきましょう。
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