東京オフィスから香港オフィスへ

上西理奈は2015年、東京オフィスから香港オフィスへの異動という新しいチャレンジに挑みました。異動直後に直面した文化の違いを乗り越え、クライアントとサプライチェーンチームが信頼を寄せるプリンシパル・コンサルタントへと更なる飛躍を遂げた彼女が、海外で挑戦することの意義深さを語ります。
Q.香港に異動した経緯を教えてください
日本オフィスにて、サプライチェーン関連職に特化したチームでのコンサルティング業務を3年ほど経験した頃から、海外でのキャリアステップを思い描くようになりました。上司への相談を経てシンガポール、タイ、日本などを含むAPAC地域の他の拠点への異動を志望しました。香港の他にもいくつかの候補が挙がりましたが、単身での海外生活は初めてだったため、日本になるべく近いところから挑戦したいと思って香港を選びました。
Q.異動に際して会社からはどのようなサポートがありましたか?
海外異動志望の申し出から、異動時期などに関する香港オフィスとの交渉にいたるまで、ロバート・ウォルターズの社内リクルーターが仲介役を担ってくれました。さらに、ビザ申請手続きも会社主導で進めてもらったほか、渡航・引越にかかる費用も会社がサポートしてくれたため、生活基盤が整うまでの間も不安を感じることなく仕事に集中できました。
Q.香港オフィスでの仕事はどうですか?
香港はビジネスの拠点が一箇所に集中しているので、クライアントとの打合せにかかる移動時間が日本より格段に短くなりました。頻繁に会えることからクライアントとの距離感も近く、ビジネスの生産性を高く保てているように感じます。
日本で4年ほど同じ会社(ロバート・ウォルターズ)、同じ業界・職種を担当していましたが、香港への異動直後は転職市場の特色や慣習が異なり予想以上の苦戦を強いられました。海外生活の経験はありましたが、海外で仕事をするのは初めて。それでも香港オフィスでは初日から「即戦力」としてチームが私を頼ってくれました。
Q.香港の人材紹介市場について教えてください
日本では専門的な知識・経験に加え、英語ができることで付加価値がつきます。日本語と英語の2ヶ国語を日常的に使いこなせるバイリンガルで物流、購買、サプライチェーン、カスタマーサービス、品質管理、流通、生産管理などに従事する人材を企業に紹介していました。しかし香港ではバイリンガルが当たり前で企業が求めるのは広東語、北京語、英語のトリリンガルの人材です。ロバート・ウォルターズの社内言語は英語ですが、候補者の語学力のチェックが必要な場合などチームメンバーに常に支えてもらっています。
Q.海外で働きたいコンサルタントに何かアドバイスはありますか?
海外拠点への異動を当社のように細かくサポートし、応援してくれる会社はグローバル企業でも決して多くはありません。同じ業務内容でも市場性の異なる海外での挑戦は、とても貴重な経験になります。私自身も短期間で飛躍的に成長できたように感じます。
キャリアコンサルタントとして働いてみませんか?
外資系大手人材紹介会社、ロバート・ウォルターズの一員として働くことに、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
Tel: (03) 4570 1500
Email: nea.ta@robertwalters.co.jp
Share this:
