インタビュー「仕事での成功と子育ての両立」
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ロバート・ウォルターズ・ジャパン セールス&マーケティング部門
オンライン・デジタルチーム ディレクター
エロイズ・カルネ (Heloise Carnet)
フランス出身のエロイズ・カルネは、投資会社のアナリストとして国内で働いた後、ロバート・ウォルターズ・ジャパンに入社。8年目の現在はオンライン・デジタルチームを率いるディレクターとして、国際色の豊かな部下たちを束ねています。
産後5ヶ月で職場に復帰し、復帰後も時短勤務ではなくフルタイムで働くカルネ。仕事と育児の両立には家庭・職場でのチームワークが欠かせないと考える彼女は、仕事でも成功したいという熱意を抱き、自分に続く未来のワーキングマザーのためにもロールモデルの一人でいたいと話します。
産後5ヶ月でフルタイム勤務に復帰。迷いはなかったですか?
周りの日本人女性たちからは早いと驚かれましたが、会社も支えてくれるので安心して仕事に集中できています。復帰2日目に子どもが熱を出して看病をしなくてはならなかった時も上司は理解してくれました。周りのサポートもあって職場復帰後も良い成績を残すことができ、3ヵ月が過ぎた頃にはマネジャーに昇進することができました。そこからは責任と主導権を担う中間管理職としての仕事と母親業との両立を求められています。子育てと仕事を両立できていること自体は私の希望どおりでとても嬉しく思っていますが、決して楽なことではありません。それでも「仕事でも成功したい」という考えが根幹にあるので、私にとっては職場に復帰することも、マネジャーの役職を引き受けることも当然の決断でしたし、迷いはありませんでした。
両立するために大切にしていることは?
必ず夜7時には保育園に子どもを迎えに行きます。週末は子どもとの時間をフルタイムで過ごし一緒に遊んでいます。仕事は仕事、家庭は家庭。きっぱり切り替えて効率的に働くように心がけています。
それから、家庭内でもチームワークに支えられています。フランス人の夫は料理が得意です。私が子どもを保育園からピックアップして帰宅すると、夫が買い物をして帰ってきて、夕飯の支度をしてくれます。家事もどちらかに偏ることなく、私たち夫婦は2人とも同じように家事をするように心がけています。
日本では男性が外で働き、女性は家と子育てを担うという時代がありましたが、時代も変わってきていますから、メンタリティを変えていく必要があると思います。でも、子どもを保育園に送迎していると、同じように子どもと荷物を抱えて保育園に出入りする若い男性を多く見かけます。若い世代では子育てに積極的なお父さんが増えてきていますね。若い世代を中心に少しずつ変わってきているように思います。
将来のキャリア目標は?
これから先もステップアップしていきたいです。ロバート・ウォルターズでは働く時間の長さではなく仕事の成績で評価されます。育児休暇から復帰して間もなくだった私がマネジャーへ昇進できたのもその表れだと思っています。会社からのこうした期待に応えて、望むキャリアを実現させるために私も日々、仕事で関わる人たちや家族と協力しながら高い成果を上げることに注力しています。それから、後に続く未来のワーキングマザーたちのために、自分がロールモデルの一人になれたらと思っています。私の姿をみて「私も仕事でも成功したい」と育児と仕事を両立する女性が1人、2人と少しでも増えてくれたらとても嬉しいです。
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